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ちいさなしあわせ9. 「幸せっぽいモチーフ」を飾るのではなくて

9月になり、突然寒くなりましたね。
なぜか今年の夏はあまり調子があがりませんでした。残念。
みなさんはお元気ですか。

突然ですが、ボードゲームにハマりました。
ずっとジワジワ好きだったのですが、真剣にハマることにしました。

わたしは気に入ったものを手近においておきたい人種です。家や身の回りにお気に入りのものがある、すぐに触れる、眺められる、それだけで安心し、心がとっても穏やかになります。

出掛けるときは、”いま読みたい本”と”気に入っている本”をカバンに詰め込み重い重いと言いながら持ち歩いたりするので、毛布が手放せないライナスなのかもしれません。

同時にコレクターで好奇心旺盛。なんでも試してみたいタイプでもあります。
なので、「このジャンル好きかも!」と思うと、いろいろなものを手に入れて、試してみて、気に入ったものだけを手元に残していくということを繰り返します。

だからどうしのかと言うと、定期的にお気に入り以外を手放さないと家の容量がひっ迫してしまうのです。

今回、白羽の矢が立ったのは、キャンドルたち。
量は多くないものの、うまく使えず持て余しておりました。

そもそも何故キャンドルを集めたのかというと、揺らめく炎を見ていると心が落ち着くと聞いたから。そして北欧的な間接照明の生活に憧れたからでした。あとモデルさんたちが、リラックスタイムにキャンドルをつける、という話を聞いたからかもしれません。

実際は、本を読むために家はあまり暗くしないのでいつ点灯するか悩み、炎をいつ見ていればいいのか分からず、油断すると別の部屋にさっさと移動してしまい思い出してヒヤヒヤし、うまく使いこなせているのか謎な状態に。

そして棚の奥にそっと仕舞われたのでした。

だから、もう捨ててしまおう!
最近の断捨離でそう思ったものの、使えるものを捨てるのは気が引けたので、明るくても、炎を見なくても、多少部屋を移動しても、気にせず灯し、使い切ることにしました。
(移動した部屋でもほんのり見えるようにしました)

そうしたら、意外に楽しいのです!
ふと顔を上げたら炎が激しく踊っていたり、どこからともなく良い香りがしたり、曇りの日であれば朝灯しても、意外に優しいオレンジ色に心が安らいだり。なんだかペットを見るような気持に。

正しい使い方と、正しい効果を求めすぎてしまっていたのかもと反省。
すごくすごく好き!になったわけではないので、今後また購入するかは不明ですが、とりあえず側において使い続けてみると、突然いいなって思える時もあるという大発見でした。

ボードゲームもそのうち何かしら効果を求めはじめてしまうかもしれないので、ある程度適当に側にいてもらおうと思います。

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