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あの頃の自分にハグ

心のモヤモヤがずっとあるのでここで吐き出す!

私は部活を途中で辞めた。
高一の5月に入部して、11月に辞めた。
理由は心身の不調。
思い返すとすんげぇ怖い顧問だったなあ、這いつくばって耐えていれば何か得られていたのかな。

部活がキツくて辞めたというとみんな情けないとか、もっと頑張ったら良かったのにとか、お金もったいないよとか、そんなの私が一番わかってる。

でも、学校に行けなくなったんだよ。
朝練は当たり前の様に毎日あって、朝ごはんが食べられなくなった。
通学中に自転車を漕ぎながら涙が出てくるようになった。
放課後が近づくとお腹が痛くて、涙が出てきて、動けなくなった。
土日も当たり前に部活があって、泣いてる私の背中を親に押された。
夜眠れなくなった。泣きながら眠ることがほぼだった。
こんなことみんなに言えないけど。

多分親は少し違和感を覚えていたと思う。
夏休みにどうしても部活に行きたくなくて、夜ご飯の時に泣きながら「辞めたい」と言ったことがある。
すごく怒られた、自分から入りたいと言って、大金払ったのにもう辞めるの?って。
正論だった。私のメンタルが弱いから。

秋になって、私は団体メンバーの補欠に選ばれた。
嬉しかった、1年生の中で私だけ選ばれた。
でもこれがダメだった。
補欠だけど、試合に出る可能性はある。
急に練習が増えた。先生のあたりが強くなった。
週一休みだったのが、週ゼロ休みになった。
耐えられなかった。

外部の練習場に行く日があった。
ある土曜日の事だった。
私の思ってる事と先生が思ってる事に食い違いがあった。
私はその違いを説明した、分かってほしかった。
なのに先生は私に全ての怒りをぶつけてきた、何か投げられた、あんま覚えてないけど。ハンカチとかかな。
もう帰れと言われた。反省するまで中に入れないからと言われた。反省も何も、私悪くないじゃん。
もう辞めようと思った。こんなん私が壊れる。
とはいっても練習しないとまた怒られる、こっそり中に入って練習に参加した。
外部の先生に少し教えてもらうと今までできなかったことがすぐにできた。
あれ、先生じゃなくてもできるじゃん。
顧問が1番じゃないんだ。

褒めてもらえることもあった。
素直に嬉しかった。
でも一つだけずっと引っかかる言葉がある。
ある日先生に呼ばれて話をされた。
なんの話だったかはもう忘れた。
私はもう限界だったから、少しの言葉で傷つくし泣きそうになっていた。
何か言いたくても喉が詰まって空気だけが出ていく。

「あんたの親はあんたをすごく甘やかして育てたんだろうね笑」

軽く笑いながら流すしかなかった。
許せなかった。親を侮辱された。
私は大切に育てられた、愛に溢れる家庭だ。
甘やかされてなんかない。まさに今そうじゃん。
部活、続けさせられてるじゃん。

この後、無事辞めることができた。
秋の大会の1週間前だった。
部活に行けなくなって、本当に急に辞めた。
先生には会うこともなく辞めた。
未だにあちらから挨拶されることもない。
こっちもしないけどな!
親が電話した時には、私なりの愛情を込めて接していました、と言われたらしい。
嘘ばっかり。

辞めてよかった!
辞めてからバイトを始めてたくさんの人と出会えた、社会経験ができた。
ひとつだけ後悔してることは、人生一度きりの高校生活でもう少し楽しい部活に入りたかったなって事。
来世はちゃんと見極めて入る。
未だに先生の声を聴いたり廊下で会ったりすると緊張して体が強張る。
多分ずっと忘れられないんだろうな。

あーーーーーーーすっきりした!
誰にも言った事ないこと全部書いた!
少しは成仏できそう。

ちゃんと生きてて偉いよ、過去の自分


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