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一枚の革は長くて重いという当たり前の話の先に求める想像力

牛の革が鞣され素材として使える、その段階の状態見たことあります?

皮から革へ。鞣しを経て、漢字と共に皮から革へ。

そんな革がバッグやら財布やら、何かしらのカタチとなった時には、およそ元の一枚の革としての状態なんて想像もつかないし、想像するということさえもない。

ただただ、その形になったモノを見て「ふーん本革かー」「綺麗な革だなー」「雰囲気ある革だなー」或いは、「良いなー」「使えそうだなー」「欲しいなー」そんなところでしょうか?

当然ですね、それで良いに決まってます。

ただ、

作る側、販売する側はそれじゃいけない。


ただ手を動かして作るだけ、ただ口を使って売るだけ、
それが「僕の私の仕事だ」って言われればそれまでですが、もっと深く生きたい。責任をもって生きたい。尊敬と尊厳をもって向き合いたい。

小手先だけの奴なんてクソくらえ。

伝えていかないと1mmだって伝わらねえ、
伝えるためには知っていなくちゃ伝えれねぇ、

なんか、一人外気温並みに熱くなっちゃってますが・・

僕は僕にできることを淡々とコツコツと。

よければ見てやってください。

今日はですね、

「革は長くて重いんです」

そんな話です。

SugiSで説明させていただくようの革
キップスキンでサイズは小さい
(キップスキンって?な方はネットか僕に直接聞いてください)
半分、お店、半分、作る所な小さなお店では
革を各パーツに裁断する際には作る所から革が当然溢れる

ロール状に巻かれた素材としての革、
結構長いし、結構重いんです
初めて一枚の革(半裁っていいます)を買った日から、今日まで、何枚手にしてきたでしょうか。

そんな一枚の革を手にした時の高揚感は変わりなく今もあります。
広ければ良いってわけじゃ決してないけど、SugiS内は狭いから余計に動かす際には気をつかう

ちょっと気を抜こうものなら・・
ハイ 激突

ちょうど前日に友達が水平器で整えてくれた直後にこれですよ

逆に整えたからこそ なのか?
あなたの持ってる革のモノも初めはこんな状態なのです。

そこから適材適所に裁断して、厚みを調節したり、縫ったり、
様々に手を入れながらカタチになっています。

今度革のモノ使う時に一瞬だけでも、元の革の状態、果てはその先の牛のこと、
ここまでカタチになった道のりを想像してみてください。

きっと想像するだけでそのモノが愛おしく、より大切にしたくなるはずですから。
いやはや、ここまで読んでくれたあなたはもしかして「革の長さと重さ」もっと感じてみたい人?

ンー カワッタヒトデスネ

是非 SugiSにお越しやす


愛おしくなって、大切にしたくなったのなら

是非 SugiSにお越しやす


今日、暇で話しができるぐらいには元気な人

是非 SugiSにお越しやす 笑

いつだって革の話は勉強になりますし、何よりも楽しいです。

ありがとうございました。

あ、

自宅にいながらにして、牛のスケールのデカさを感じれるモノもありまっす

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