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一枚の革は長くて重いという当たり前の話の先に求める想像力
牛の革が鞣され素材として使える、その段階の状態見たことあります?
皮から革へ。鞣しを経て、漢字と共に皮から革へ。
そんな革がバッグやら財布やら、何かしらのカタチとなった時には、およそ元の一枚の革としての状態なんて想像もつかないし、想像するということさえもない。
ただただ、その形になったモノを見て「ふーん本革かー」「綺麗な革だなー」「雰囲気ある革だなー」或いは、「良いなー」「使えそうだなー」「欲しいなー」そんなところでしょうか?
当然ですね、それで良いに決まってます。
ただ、
作る側、販売する側はそれじゃいけない。
ただ手を動かして作るだけ、ただ口を使って売るだけ、
それが「僕の私の仕事だ」って言われればそれまでですが、もっと深く生きたい。責任をもって生きたい。尊敬と尊厳をもって向き合いたい。
小手先だけの奴なんてクソくらえ。
伝えていかないと1mmだって伝わらねえ、
伝えるためには知っていなくちゃ伝えれねぇ、
なんか、一人外気温並みに熱くなっちゃってますが・・
僕は僕にできることを淡々とコツコツと。
よければ見てやってください。
今日はですね、
「革は長くて重いんです」
そんな話です。
![](https://assets.st-note.com/img/1721782238319-r1Z4ppWz66.jpg?width=1200)
キップスキンでサイズは小さい
(キップスキンって?な方はネットか僕に直接聞いてください)
![](https://assets.st-note.com/img/1721782272669-98MtQhA4Ul.jpg?width=1200)
革を各パーツに裁断する際には作る所から革が当然溢れる
ロール状に巻かれた素材としての革、
結構長いし、結構重いんです
![](https://assets.st-note.com/img/1721782310841-5mqizx71RF.jpg?width=1200)
そんな一枚の革を手にした時の高揚感は変わりなく今もあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1721782345784-M8McPhQ2Lp.jpg?width=1200)
ちょっと気を抜こうものなら・・
![](https://assets.st-note.com/img/1721782379119-WWmRhkwfEJ.jpg?width=1200)
ちょうど前日に友達が水平器で整えてくれた直後にこれですよ
逆に整えたからこそ なのか?
![](https://assets.st-note.com/img/1721899007133-Cm8MmwBree.jpg?width=1200)
そこから適材適所に裁断して、厚みを調節したり、縫ったり、
様々に手を入れながらカタチになっています。
今度革のモノ使う時に一瞬だけでも、元の革の状態、果てはその先の牛のこと、
ここまでカタチになった道のりを想像してみてください。
きっと想像するだけでそのモノが愛おしく、より大切にしたくなるはずですから。
![](https://assets.st-note.com/img/1721899105038-bvKvMsMui3.jpg?width=1200)
ンー カワッタヒトデスネ
是非 SugiSにお越しやす
愛おしくなって、大切にしたくなったのなら
是非 SugiSにお越しやす
今日、暇で話しができるぐらいには元気な人
是非 SugiSにお越しやす 笑
いつだって革の話は勉強になりますし、何よりも楽しいです。
ありがとうございました。
あ、
自宅にいながらにして、牛のスケールのデカさを感じれるモノもありまっす