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ぶく様コレクション!特に好き

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好きな作品が多すぎて別枠にしました。
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2021年1月の記事一覧

カリキュラマシーン。

カリキュラマシーン。

小学生の息子が

「髭を伸ばしてよ。モサモサにしてよ。」

そんなこと言うのです。

さてはカッコいいのかな。

カッコいいのなら伸ばそうかなと思うのです。

数日後、

「パパ、右耳から伸びてる毛をモサモサにしてよ。」

そんなこと言うのです。

カッコいいのかな?

それはカッコいいのかな?

というか右耳から毛が伸びてるのかな?

そんなに伸びているのかな?

どうして誰も教えてくれなかった

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らふ。

らふ。

思うことがあるんです。

ここのところずっと考えていたのです。

誰かに相談したら良いのかと考えていたのです。

それで友達とかいませんので、

会社の人に相談です。

「もうすぐ死ぬのかなと思うんです。以前はそんなことなかったのに、夜中にトイレに行くことがあるんです。」

それで会社の人は

「頻尿で死んだ人はいませんよ。年齢的に前立腺肥大なんでしょうね。」

そんなこと言うのです。

具体的な

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経験の唄。

経験の唄。

気がつけば、そこそこ生きてきたのです。

老いる前に燃え尽きたい気持ちが、
あったこともあるのです。

それでもここまで生きてきたのは、たぶん良かったことだと思うのです。

確か暑い夏の日だったと思います。

結婚した翌年の夏ではなかったかと記憶してるんです。

まだ子供たちもいなくって。

なんてことない、奥さんとのふたり暮らしの時代。

そんなある日、泥棒に入られたことがあります。

ふたりで

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次のその月の夢の。

次のその月の夢の。

分からないことが悪いとは思わないのです。

分からないことが、成長のきっかけなんてよくあるのです。

分からないことに対して、どうしたのかが大事なのかと思ったんです。

小学生の息子が

「パパ、なんだか変なんだよ。」

そんなこと言うのです。

「友達とお母さんの年齢の話をしたんだけど、みんなのお母さんは38歳とか41歳とかなんだよ。普通、小学生のお母さんの年齢って51歳だよね?」

難しいなあ

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やや。

やや。

随分と昔のこと。

若いということは、いつまでも寝ていることが出来ます。

いくら寝ても眠くって。

どうしてあんなに眠れたんだろう。

随分と昔のことなので、あの時の感覚が分からないのです。

いつだって、分からないことばかりなのです。

その日は久しぶりに、いつまでも寝ていてもよかった日だったのです。

学校を卒業してすぐに、父親が経営している会社に入り、土日なんて関係なく朝も夜も働いていまし

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it。

it。

ネギが苦手なんです。

こんな話をすると

「長ネギですか?玉ねぎですか?」

そんなことを言われるのです。

ネギが苦手ということは両方なのです。

そこは強く伝えておきたいのです。

「ネギが嫌いだと、ほとんどの料理に入ってるから大変ですね。」

そんな話もされるんです。

子供のころから食事というのは、ネギとの戦いだったのです。

ネギをよける作業が食事だったのです。

そんな話をしていたと

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