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リモートワーク中のチームマネジメント のコツ 5選

僕は人事として、マネージャとして、チームをより良くしていくことをウンウンうなりながら毎日考えています。

コロナ禍の中、チームをどうより良くしていけばよいのか。

リモートワークする時間がそろそろ長くなってきました。僕のチームは3月後半から徐々にシフトしていったので3〜4週間。早い会社であればすでに6〜7週間経ってきているかもしれません。

チームを抱えるマネージャにとって、チームマネジメントがこれまでの方法論とは異なるパラダイムに突入しています。リアルに会えていればできていたことができない。一方でオンラインだから上手くやれることもあるなーと感じています。

特に重要だと思うのが「承認」です。

ワークフローの承認とかではなく、コーチングで言うところの「承認」ですね。相手の存在を認める、行動を認める、そういうものです。

例えば、オフラインからオンラインに切り替わって、一番抜け落ちてしまいがちなのが日々の存在承認。リアルに会っていれば、挨拶や軽い声掛けで済みます。オンラインだとそれができません。

「承認」は非常に強力な動機付け機会です。ただ減らすのはマネジメントにおいてはもったいない。そこで、「承認」を軸にしたリモートワークでチームマネジメントをする上で大切にしたいコツを5つまとめておきます。

(1) マメな3秒リアクション

僕のチームではTeamsを使っています。そこで、メンバーの投稿があれば必ずリアクションをいれます。いいねボタンひとつでもいいし、「いいね!」という短いテキストでもいい。

たった3秒の時間を掛けるだけで、メンバーには見てもらえている、という存在承認をすることができます。

(2) 声を聴く3分のクイックコール

僕は電話が苦手なタイプです。できることならチャットで済ませたい。そんな僕でもこの状況での声を聴くコミュニケーションの大事さが身に染みてます。

まずはさくっと認識を擦り合わせられる。テキストの応酬よりも早い場合が多いです。あとは、声の調子から気遣いのきっかけができます。元気なくない?気になることあれば言ってね、の一声をかけやすくなります。

(3) 優先順位も決めちゃう週30分の1on1

リモートワークにおいてはもはや必須の承認機会なんではないかなと思ってます。長時間でなくていいから、こまめにやるのが大事で週に1回30分はやっておきたいところです。

ちなみにセオリーとしてはキャリアの話や中長期の話が中心と言われますが、リモートワーク環境においてはそれだけでは足りないと思っています。

加えて何をするかというと、その話の中でマネージャがガンガン意思決定をしていく。やること/やらないこと、優先順位。こまめに相談できないからこそ、この機会で方向付けをしていく。メンバーの迷いも減らせます。

(4) 週に1回15分のメンバー相互承認

僕のチームでは、メンバーの発案でGoodJob賞というのを週1でやってます。他メンバーへの感謝をカードに書いて送る。シンプルな儀式です。これがオンラインでマジ価値を生んでると感じます。

物理的空間を共有してない分、直コミュニケーションをとってないメンバーの動きはなかなか見えません。その中にあって、15分あれば週で最もエッセンシャルなGoodJobな行動を共有しあえます。

(5)1日1回あえてのテキスト承認

行動承認をあえてテキストで書いて送る。これが大事だなと思っています。毎日やるという頻度がまず大事。

あとはクイックコールではなくテキストで送るというとも大事です。テキストはいつでも読み返せるという再現性があるので、プラフの感情が持続します。

ということで5つのコツをまとめると、

(1) マメな3秒リアクション
(2) 声を聴く3分のクイックコール
(3) 優先順位も決めちゃう週30分の1on1
(4) 週に1回15分の相互承認
(5) 1日1回あえてのテキストで承認

です。1週間の中で、マネージャがこの5つの観点でどうだったかなーと振り返れると、チームのコンディションを整えていけると感じてます。

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