獲物の分け前〜大槻ケンヂ『ONLY YOU＋2』

　某大手通販サイトのポイントが結構貯まったので、ようやく欲しかったCDを入手しました。
大槻ケンヂさんのファースト・ソロ・アルバムで日本のロック、パンク、テクノなどの名曲のカヴァー集なわけでして、オリジナル盤をよくきいてましたが、いつの間にか手放していたので、この機会に入手することにしたわけですね。
じゃ、行ってみよー。

・大槻ケンヂ『ONLY YOU＋2』(UPCY-7562/ユニバーサルミュージック)

　ちなみに大槻さんは私と同い年なので、この選曲には共感というか、納得できますね。
リアルタイムで購入した時には「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」や「屋根の上の猫」に「カレーライス」辺りを夢中になって聴いてましたね。
特に「とん平のヘイ・ユウ・ブルース」はオリジナルがCDシングルで発売されてましたので聴き比べるのが樂しみでした。
まー、ほとんどの曲のオリジナル・ヴァージョンが入っていたCD持ってましたから、聴き比べはしょっちゅうやってましたが。
あ、じゃがたらの「タンゴ」や「もうがまんできない」も大好きです(勿論今でも)。

　このアルバムはオリジナルのアーティストも数多く参加していて、左とん平さん、遠藤賢司さん、PANTAさん、遠藤ミチロウさんもご存命だったことも感慨深いですねぇ。
トラックの方にも色々な方々が参加しているのも特筆すべき点でして、ドラムスにそうる透さん、ベースに佐藤研二さん、キーボードに中山努さんはその中でも貢献度高いです。

　2019年再発時の最新リマスタリングとSHM-CDということで、かなり音が細かい部分のニュアンスが伝わってくる気がするんですよねー。
今回聴き直してみても、やっぱり素晴らしき内容だなと思いました。
そして、中山努さんの編曲力(再現力？)はやっぱり凄いとも。

　ちなみにタイトルの＋2とはシングルのカップリングだった「天プラ」と「オンリー・ユー」のオリジナル・カラオケがボーナス・トラックとして収録されています。
これは非常にありがたいですね。

　先日、大槻ケンヂさんが水道橋博士とイベントをやったんですが、チケットを予約しようと夢中になりましたが、あまりに希望された方が多くて残念な結果になってしまったわけです。
そんな理由もありまして、久々に手に入れて聴き直したのでした。
いやー、入手してよかった。大好きな曲を大好きなアーティストがカヴァーするアルバム大好きなんですよね。やっぱり。
大槻さんや筋肉少女帯のCDを機会があったらまた聴いてみたいですね。

　ではまたー。