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今日の一枚〜松任谷正隆『夜の旅人』   

 冬に入ってから散歩を一日数回することにして、海辺の線路沿いの急勾配な坂を上っています。
音楽を聴きながらなんですが、南佳孝さんとブレッド&バターがメインにしている中、時々聴くのが、この松任谷正隆さん『夜の旅人』なんですよねー。
今聴くとピッタリするとかなんとか思いながら。
じゃ、行ってみよー。

・松任谷正隆『夜の旅人』(CRCP-20527/クラウン)

 このアルバム、アナログ盤で買ったのいつだったかなー?記憶が曖昧です。
確か高校生でオリジナル盤だったから、1982年かな。
もしかしたら、松任谷さんがドラマに出演された時だったかも。相手役の名取裕子さんが憧れの存在だったので、結構力入れて見てました。

 松任谷由実さんは実はそんなに好きなアーティストではなかったので、シングル「守ってあげたい」しか持っていなかった時期が長く続いた私です。
荒井由実時代のアルバムはとりあえず持ってましたが。うーん、いかにもですね。

 このアルバムを購入した理由のひとつは間違いなく大貫妙子さんが参加した「荒涼」を聴きたかったからだと思い出しました。
ということは「ミュージック・ステディ」の特集を読んで、行きつけのレコード店に注文したということですね。やっぱり1982年か。

 全曲の作詞とジャケットは松任谷由実さんによるもので、作曲と編曲は松任谷正隆さんご自身。
アルバム聴いた第一印象は歌はそんなに上手くないんだということでしたね。
ただ「煙草を消して」と「霜の降りた朝」の並びはとにかく好きで、後にかまやつひろしさんのアルバムを聴いていたら「霜の降りた朝」を取り上げていて、ものすごく感動したのは既に働いてました。
あるは確かVIVID SOUNDSからアルバムが2in1で再発された時ですよ。2000年にはなってなかった頃でしたから、まだ20世紀中か。
トリオ時代のかまやつひろしさんのアルバムの存在を知った時期でもあります。

 あ、オムニバス『キャラメル・パパ』で「気づいたときは遅いもの」と「Hong Kong Night Sight」にこんないい曲だったっけ?と思いながら聴いてましたね。1995年位か。あのCD、シティポップの文脈というべきだったのかな?
大貫妙子さん「サマーコネクション」や細野晴臣さん「北京ダック」のシングル・ヴァージョンや鈴木茂さんとバックルバックのヴァージョンで「砂の女」が入っていたから、個人的にはクラウンのシングルやレア音源集と受け止めて買ったように思いますが。
あの頃、レア音源のコンピレーションが色々と発送された時期で、その中の一枚という認識でした。

 松任谷由実時代のベスト盤が発売されたり、人気のあるアーティストに対してシニカルな見方するのを止めたということなんでしょうね。
上手く言えてませんが。

 ではまたー。


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