My Favorite Best Album~BLUE TONIC 『COMPLETE THE BLUE TONIC』編。
名ベーシストの井上富雄さんがルースターズ脱退後に結成したバンドがBLUE TONICです(結成当時の名称はBLUE TONIC & THE GARDENでしたが)。
メンバーはヴォーカル&ギターが井上富雄さん、ベースは後に東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田竜之さん、キーボードはその後オリジナル・ラヴの木原(キハラ)龍太郎さん、ドラムスはトマトス、ザ・スリルを経て現在はザ・ロッカーズの田中元尚さんという顔ぶれでした。
彼らはテイチク・レコードからデビューしたのですが、ロック・バンドに適当なレーベルがないということで、細野晴臣さんが設立して当時稼働していなかったノン・スタンダード・レーベルからデビューしたのでした。
なので、後に細野さん色がほぼないのにも関わらずノン・スタンダード再発のラインナップに入ったりしています。
ちなみにセカンド・アルバムからはノン・スタンダードではなく、テイチク・レコードに設立されたバイディス・レーベルからの発売となりました。
彼らはミニ・アルバム二枚とフル・アルバム二枚(但しミニ・アルバムをまとめたアルバム仕立てのCDも一枚)、ライヴ・アルバムを一枚発表しています。
・BLUE TONIC『COMPLETE THE BLUE TONIC』(TECI-1103/テイチク)
このアルバムはルースターズのデビュー25周年を記念して、「その主要メンバーたちのアフターワークスをデジタル・リマスタリングによりリイシュー」(帯の惹句より)して、2005年に発売されたものです。
このシリーズ、他には大江慎也さんのソロ・アルバム、60/40、ゼロスペクター、花田裕之さんのベスト、BLUE TONICのライヴ盤などが発売されました。
・BLUE TONIC『COMPLETE THE BLUE TONIC』収録曲
で、このベスト盤の売りは未発表ライヴ曲が4曲収録されていることなんですが、1989年のインクスティック芝浦でのラスト・ライヴからの模様です。
ということはホーン・セクションはスカパラホーンズですね。
演奏曲が1枚では収録できないほど長時間ライヴだったので、ライヴ盤のボーナス・トラックにはできなかったのかな、と。
この日のライヴはオリジナル盤とCD選書でも発売されてますが、このシリーズのリマスター盤は見たことないんですよね。。うーむ。。
他にも日本青年館のホーンはチャーディ・ボーイズ(元東京ブラボー~ミュート・ビートの坂本みつわさんと、当時じゃがたらのYUKARIEさんだったかな、違ったらゴメン)だったから、それも聴いてみたいのですが。。
ルースターズのカヴァー「She Made Me Cry」もやってたし。
花田裕之さんがゲストだったよね。
このベスト盤、選曲はどうやら井上さんがやったみたいなんですが、ライヴで盛り上がったり、知名度が高い曲を敢えて外した感じがあるのがまた面白いというか。。
せっかくベスト盤を発売するならもう少し工夫してほしかったなと思いましたが、それは井上さんの望むところではなかったということなのでしょうね。
でも、大好きなバンドのベスト盤ですから、熱心には聴かないにしても手放すことはないでしょう。。そんな感じです。
今日、ネット通販で買ったものが届きましたが、ちょっと聴き終えるのに時間がかかりそうなので、もう少し時間をください。
ではまたー。