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獲物の分け前~PANTA KEIICHI ORGANIZATION 『P.K.O. LIVE IN JAPAN』編。
PANTAさんと鈴木慶一さんのP.K.O.のライヴを川崎のクラブチッタまで観に行ってから、もう30年経ってしまったことに気づいて愕然としています。
まだ30歳になってなかったんだな、私。。
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・PANTA KEIICHI ORGANIZATION 『P.K.O. LIVE IN JAPAN』(HYCA-4008~9/HAYABUSA LANDINGS)
このライヴ盤は1993年5月日のクラブチッタと、1994年10月3日の日清パワーステーションの模様が収録されています。
クラブチッタとパワーステーションの両方に参加したのはギターの菊池琢己さんとドラムスの後藤升宏さん。
ベースはクラブチッタでは中谷宏道さん、パワーステーションでは穴井仁吉さん。
クラブチッタではキーボードに伊東ミキオさんで、パワーステーションにはギターに鈴木穣さんが参加する形でした。
菊池さん『クリスタル・ナハト』のライヴからPANTAさんのバンドに参加して、後藤さんは1990年の再結成頭脳警察以降ですね。
中谷さんはPANTA&HALに参加したのを始めとして、長い間PANTAさんのバンドにいた以外にも甲斐バンドやシーナ&ロケッツに参加していましたね。
穴井さんはザ・ロッカーズでデビュー以来、ルースターズに参加したり、この頃はウィラードに参加していました。
伊東さんはグランドナッツでデビューし、ウルフルズのサポートわや長く勤めました。
鈴木さんはマルコシアス・バンフのメンバーでした。
この顔ぶれの通り、PANTAさん色が強かったです。
まー、基本的にはお互いの持ち歌はお互いが歌ってましたが、PANTA&HALの曲は2人で交互で歌ったりしていました。
ある日、ネット通販のサイトを眺めていたら、偶然にも定価よりかなり安く出品されていて、急いで購入した私です。
ちなみにCDが発売されたのは2006年とありますから、もう17年経つんですねー。そんな前になるのか。。
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・1994年のPANTA KEIICHI ORGANIZATIONツアーのフライヤー
1993年と1994年のライヴには両方行ったのですが、演奏したけど収録されなかった曲があるんですよ。実は。
ジェリー&ペースメイカーズ「マージー河のフェリーボート」のカヴァーに、ムーンライダーズの「WOO BABY」(『AOR』収録曲)と「モダーン・ラヴァーズ」(確かこちらはPANTAさんヴォーカルだったはず)という記憶があります。
この他にも1999年だったかな?この他にもP.K.O.として雑誌「デマゴーグ」の創刊記念ライヴに出演しています。
もうインターネット登場後だったということもあってか、PANTA KEIICHI ONLINEと引っかけたP.K.O.だったはずです(ちなみに私は未見、雑誌のレポート記事を読んだだけ)。
PANTAさんと慶一さんのプロジェクトはライヴが実現する10年以上前から計画されていて、1983年発売の「ミュージック・ステディ」のムーンライダーズ徹底研究では「パンタとK」として計画が明らかにされています。
今年、慶一さんと松尾清憲さんの鈴木マツヲのアルバムが発売されたり、P.K.O.としても昨年のクリスマスイブに「クリスマスイブの後で」が発売されましたから、まだまだ動きがありそうです。
なによりもPANTAさんが回復されたことが嬉しい私です。
もし、P.K.O.が新作のアルバムを発売する際にはこのライヴ盤をアップグレードして再発してほしいですね。
関係各位の皆さまよろしくお願いします。
ではまたー。