見出し画像

獲物の分け前〜近田春夫&ビブラトーンズ『ビブラトーンズFUN』


 同じアルバムを何枚も買ってしまうのには、それぞれ理由がありまして、このアルバムも何度目かになってしまったのでした。
理由については本文に入ってから書くのでもう少し待ってくださいな。
じゃ、行ってみよー。

・近田春夫&ビブラトーンズ『ビブラトーンズFUN』(YOUTH-57/ユース)

 ちなみにこの形(『ミッドナイト・ピアニスト』+「金曜日の天使」+『VIBRAROCK』「ほうれん草サラダ」)は結構久しぶりなんですよねー。
記憶によりますと、1987年10月21日に初CD化されて、同日にハルメンズの『ハルメンズの近代体操』と『ハルメンズの20世紀』も初CD再発されたはずで、大学生だった私は発売前日にフライング・ゲットしました。
その後、「ほうれん草サラダ」抜きや、『ミッドナイト・ピアニスト』のみのCD文庫、Tower To The Peopleシリーズの「恋の晩だな」抜きという形がありまして、このユース盤含めると5種類発売されたはずです。
まだあるようでしたら、コメントお願いします。

 Tower To The Peopleシリーズが最新盤になるわけですが、このユース盤は2008年再発ですから、その少し前に再発されたことになりますね。
ちなみにユースから近田春夫さんの作品は『星くず兄弟の伝説』も再発されてまして、以前購入して受け取った時のことを書いてました。
一応リンク貼っておきます。

 購入して到着したのが、病院に救急搬送された日で、郵便受けに入っていたものを担架の上から引っ張り出したことを思い出しました。我ながら凄い執念ですね(苦笑)。

 近田春夫さんのコロムビアからの発売作品はこの2枚だけなので、ライセンス契約として発売したということみたいです。
ユースは他にザ・コレクターズの作品もリリースしてますから、そのラインから発売したと想像しております。

 ジャケット、ブックレットは基本的に初CD化と同じ内容で、こちらの方がちょっとだけ赤みが強いように思います。
解説は「よい子の歌謡曲」で活躍された葉月時広さん。 
1987年にはまだ「よい子の歌謡曲」は継続中でした。念のため。

 ビブラトーンズ初期には窪田晴男さんが在籍していまして、当時の映像をYouTubeで見つけましたので、よろしかったら見てください。

 近田さんがずっとアップなので映ってませんが、レコードとほぼ同じアレンジですが、明らかにカラオケではないので取り上げることにしました。素晴らしい。
ちなみに「金曜日の天使」では「おはスタ」にも出演してまして、そちらは口パクでした。
しかも近田さんはモヒカン姿で、その時から少し経っての収録だったと推測できます。

 コロムビア時代は担当ディレクターの三野明洋さんの意向なのか、テレビ出演という形のプロモーションが結構あるみたいです。
窪田さんが三野さんと初対面の時の印象が悪かったのは「売れること」をミーティングの席で命令(?)したからみたいですよ。

 三野さんはコロムビア時代、ジューシィ・フルーツや山下久美子さん、中村雅俊さんに斎藤誠さんを担当し、その後シックスティ・レコードを設立し、早瀬優香子さんや戸田誠司さんを担当されるのでした。
三野さんについては更に研究して、発表するかどうかはともかくまとめたいと考えてます。

 ではまたー。

いいなと思ったら応援しよう!