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獲物の分け前〜原田知世『バースデイアルバム+』

 一昨日に到着したCD3枚目です。
原田知世さんの熱心なファンだったことはありませんが、TOKYO FMホールでのライヴ拝見したことがありますね、そういえば。
それ以上に角川書店の「バラエティ」を購読していたり、とり・みきさんのファンでしたから、原田知世さんは特別な存在ではありましたが。
個人的には渡辺典子さんのファンでした、当時は。
じゃ、行ってみよー。

・原田知世『バースデイアルバム+』(UPCY-7345/ユニバーサルミュージック)

 このアルバムのオリジナルは確か10万枚限定のクリアビニール盤だった記憶があります。
なのでアナログ盤もプレミアが付いていた記憶があるんですけど。違ったらすみません。

 原田知世さんの人気が爆発したのは映画「時をかける少女」がきっかけだったと認識してます。
大林宣彦監督の傑作とその主題歌はホントにブレイクするきっかけだったと思いますね。
テレビ版「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」にその主題歌「悲しいくらいほんとの話」や「ときめきのアクシデント」も素晴らしい作品だと思いますが、結果としてはブレイクには至らなかったわけです。

 つまり映画本編としてのプロモーションだったり、作品自体の力など色々な要素が重なってのブレイクだった、と。
ショートヘアにしたのも大きいかもしれませんね。

 デビュー曲から「時をかける少女」まではポニーキャニオンレコードからのリリースで、これは東芝EMIに移籍してからの作品集だったはずです。
確か初CD化の際は『POCHETTE』という形でジャケットを一新した内容だった記憶があります。
「時をかける少女」は新録だったような。違ったらゴメン。

 このアルバムで新曲として発表された「地下鉄のザジ」がとにかく好きでして、この曲を聴きたいがためにCDを購入しました。
ちなみに大貫妙子さんのセルフカバー・ヴァージョンも最高ですね。

 原田知世さんブレイクには松任谷由実さん楽曲との相性のよさもありましたね、そういえば。
「守ってあげたい」や「ダンデライオン」に勿論「時をかける少女」も。
松任谷由実さんのセルフカバー・ヴァージョンもこれまた素晴らしい、と。

 今回のCD化で嬉しいのは「時をかける少女」、「守ってあげたい」、「ダンデライオン」に「ずっとそばに」のオリジナル・カラオケが収録されていることですね。
「地下鉄のザジ」と「愛情物語」のカラオケが入っていないのはちょっとだけ残念。

 ちなみに今日は私の58回目の誕生日です。誕生日ということでこのCDを選びました。
原田知世さんの音楽作品はもっと評価されるべきだと思いますが、いかがでしょうか?

 ではまたー。

 
 


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