見出し画像

読書日記~ロマンポルノ関連本の巻。

 えーと、まずこの記事はロマンポルノについて書きますので、下ネタは読みたくないという方々にはおすすめできません。
頑張って書きますが、その辺はご理解のほどよろしくお願い致します。
 
 私が物心ついた時、既ににっかつはロマンポルノ専門の会社になっていて、石原裕次郎さんなどの青春映画の時代は知識としてはありましたけど、はっきり言ってピンとこない状態でしたね。

 ロマンポルノというかにっかつ作品が身近になったのは、中学生になってグラビア雑誌を買うようになったからでした。
グラビア雑誌でヌードになっていた多くの方々はにっかつ作品に出演されていた人だったんですね。

 で、中学生か高校生になる頃、にっかつ作品を取り上げる「セクシーオールナイト」という番組がラジオたんぱで始まったのです。
この番組と連動したページがあったのは雑誌「ACTRESS」でしたね。
私達の世代で短波放送が入るラジオが人気になったのは「セクシーオールナイト」ありきだったと記憶しています。

・寺脇研「ロマンポルノの時代」(光文社新書)

 ロマンポルノの歴史を詳しく書いているのが、寺脇研さん「ロマンポルノの時代」です。
ちなみに帯の写真は風祭ゆきさんですね。
風祭さんは映画「セーラー服と機関銃」や「伊賀忍法帖」など一般映画にも数多く出演されていて、映画好きには知られた女優だと思います。
風祭ゆきさんを私は大好きでしたねー。もう少し後の話になりますが、ベータのソフトを安売りしてた中ににっかつの作品が多少あって、風祭さん主演の作品を中心に購入しました。

 同時期に人気があったのは美保純さんや寺島まゆみさんだったのかな?
原悦子さんにはちょっと間に合わなかったという感じでしたね。
まー、早い話、にっかつ作品に出ている人が話題に出ることはまずなかったということです。

 少し後に山本奈津子さんと小田かおるさんがデビューしたのと、畑中葉子さんがにっかつ作品に出演したのが話題になりましたね。
文芸路線で関根恵子さんや石田えりさんなどの有名どころが出演したのも印象に残ってます。
木村理恵さんが好きだったので、芦川よしみさんや麻生うさぎさん、風祭ゆきが出ていた「暗室」はソフト買いました、そういえば。

 にっかつ作品が興業的にもソフトの売上的にも下降線を描いた理由はAV、特にレンタルビデオの普及もありましたね。
クリーンなお店の一角にコーナーができてからは、複数のお店の会員になりましたもん。

 ただ、AVのおかげでにっかつ作品はちゃんとした映画というか、作品と認められるようになったとも思います。
色々なアーティストが音楽を担当していたり、後に成功した方々が監督をしたり、脚本を書いていたわけですから。
俳優に関しても同様です。
内藤剛志さんや伊藤克信さんに蟹江敬三さん辺りはにっかつ作品で好きになりましたね。
内田裕也さんもその中に入るかもしれません。。

・「HOTWAX VOL.6」(ウルトラ・ヴァイヴ)

 1990年代の中頃にはにっかつ作品のサントラや挿入歌がCD化(音盤化というべきか?)され出して、これまで作品の中でしか聴くことができなかった音楽をCDで聴けるようになったのも大きいですね。
発掘音源としてのにっかつ作品の音楽にはホントに最高なものが結構あったのでした。

 にっかつ作品には思い入れがある人が多くて、切り口が多々あるのですが、個人的にはひたすらクレジットに特化したものが好きなんですよね。
ダウンタウンブギウギバンドやあがた森魚さんに憂歌団が音楽を担当している映画は作品としても面白かったのでした。
そういえばスペクトラムも音楽担当した映画ありましたね。
そんなこんなでクレジットや概略とかで中身を想像するのも楽しいんです。

 とかなんとかにっかつ作品について思い出すことが多いのは、にっかつ作品に限らず成年映画のレビューを書いているアカウントを見つけて、感動してしまってます。是非探してみてください。私もにっかつ作品を結構見ていると思ってましたが、その人の足元にも及ばないのでした。

 そういえば、TBSラジオ「たまむすび」でビビる大木さんがにっかつ作品を絶賛してました。まだレギュラーの頃だったかな。

 にっかつ作品についてはいつかもっと整理した課題で書いてみたいですね。とっ散らかった内容になってしまって反省してます。
それにロマンポルノ関連本と書いてるのに、ロマンポルノ自体について書いてるし。ダメじゃん。

 明日も目についた本について書いてみたいと考えています。今の段階では未定です。

 ではまたー。

 

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集