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仏さまになれない

こんにちは😃「犬にだけは好かれるタロティスト」チャイです。

最近、実家で一人暮らしをしている84歳の母にLINEを教えている。

毎日電話をすることを欠かさなかったのだが、顔を見て会話ができるといいなと思った。

昨年の11月に、わたしの使用していないiPadを母に使用してもらおうと頑張って設定をして持って帰った。

✴︎わたしも得意ではないが、設定を2回もAppleのカスタマーセンターに電話をして聞きながらやっとで完了したのだ。

母に渡すので、母がちゃんとわかるように、マニュアルノートも作って準備をした。

LINEやYouTubeをすぐに見ることができるように、アプリをダウンロードし登録をしたり必要最低限のことができるように準備もした。

しかしながら…

実家の地域ではwifi問題があったのだ。

ガラケーの携帯と一緒になんとかならないか携帯会社に相談をしに行っていろんなパターンを相談してみた。

結局、月々の支払いが1万円以上になるのは、年老いた母には必要ないんじゃないかと、断念したのだ。

すると、今年になって実家の地域でケーブルテレビの工事をすることになってLINEくらいは使用できそうなので、契約をすることにした。

そして、先日工事が完了した。

親戚のおじさんとおばさんにお願いをしてiPadの操作方法などを教えてもらっているところだ。

しかし、84年間アナログに生きていた人が、いきなりデジタルの世界に入ったのだから、難しいのは仕方ない。

「そこから教えないといけないんだ」

と、いう細かいところがたくさん出てきてほとんど進んでいない。

わかったと思うと、次には忘れたという繰り返しになっている。

メモをとるように言っても、メモにかいても意味をわかっていない。

わたしが、わかりやすいように説明を書いて手紙を送ってもわからない。

LINEで、顔を見て話すことはできるようになったが、母以外の人と一緒の時にも、こちらがスッピンで無防備な姿のときにいきなり連絡してくるものだから、困ってしまう。

それで、そういうのは失礼すぎるから相手の立場になって前もって連絡するとか、最初は電話にするとかしてもらわないと困るし、マナーがなっていないと注意すると、母もイライラしているのだろう。
怒って切ってしまうとか…ここ最近は、このことで時間を使ってしまっている。

中学生の頃、勉強が得意じゃないわたしたちにガミガミとよく怒り、学校の担任と話して帰宅すると母は怒って口も聞かずご飯も作らず、フテ寝をしていたことを思い出してしまった。

その頃のわたしたちの気持ちと比べたら、優しすぎる教え方だけどなぁ...なんて、執念深いかな。

でも、考えてみると年齢じゃないんじゃないだろうか。

たしかに、84歳は超超アナログ人間だが同世代の人でもこのような人はいますね。

先日、バイトで83歳のおばあさんを接客したときの会話で、ランチをしに行った時に、服にシミがついてしまい気に入っていたから残念だと話した。
そして、服のシミを見せてもらった。

その時に、わたしが自分のiPhoneを使ってググってみた。
あっという間に、Google先生がシミの落とし方を教えてくれたのだ。

すると、どうやってわかるのかと聞いてきた。
おばあさんは、iPhoneを持っていた。

それなら、話は早い。

検索方法を教えたのだが、おばあさんは自分とわたしの違いに感心していた。

自分は、わからないことは人にしか聞かないけれど、あなたは自分で調べるんだね。今度から、わたしもそうすると言った。

勉強になった…と、何度もいう。

その事に、気がついただけでもおばあさん凄いよ。

なんでもそうだが、最初は自分で調べてわからなければ他人に聞くという作業をしないといけないと思う。

同世代の人でも、わからないとすぐに教えてという人も多い。

これは、年齢だけの問題ではないと個人的には思っている。

そうしないと、何度も同じことを聞くことになる。

自分で調べたら、頭の中にインプットできるのだ。

まず自分でやることをやる。
それが知識になるのではないか。

今すぐにでも実家に帰省して、母に教えたい。

だけど、多分「仏様」ではいられないと思うので私じゃない方が良いのだろうか。

そんなことを考えていると、Appleのカスタマーセンターのスペシャリストの方を尊敬してしまう。

カスタマーセンターのスペシャリストの方って凄いなと思う。

わたしは、何度か利用しているが今まで変な人に当たったことがない。

そう、わたしの低レベルな質問にも優しく対応してくださり、「仏様」のような教え方です。
長い人は、2時間くらいも教えてくださったこともある。

人によっては、Apple以外のことも調べてくださり、携帯会社の方への聞き方をアドバイスしてそれでもダメなら自分の名前を伝えて「そう言われた」というように…なんて、アドバイスする方もいて感激したことがある。

お金をもらってるプロの人と無料で教えるわたしとの違いだろうか?

人に教えてイラッとするとき、Appleのカスタマーセンターのスペシャリストを思い出し、いかん!いかん!と心を冷静に保つよう努めることにしなくてはいけないね。

それにしても、戦争のときに産まれた母が、せっかく今の時代に生きているのだから頑張ってほしい。

やる気があるだけ、すごいから褒めてあげないとね。

(タロットカード 小アルカナ ペンタクル2)

時代の流れにそって、いろんなことを同時にやらなければいけないこともあるだろう。

環境や時代の流れに、柔軟に適応できればいいけど…なかなか、うまくできないこともある。

だけど、不思議とそのうち慣れるんだよね。

まだまだ、人生における色んなことを乗り越えていかなければいけないし、経験するって損をすることはないよね。

たまには、憂鬱になったりイライラしたり…自分に自信がなくなったりすることもあるけど…

最初は大変でも、楽しくなるキッカケもあるはず。

できるだけ、楽しむ気持ちでやっていけるといいね。

なるべく、バランスを崩さないように心のコントロールしながらね。

チャイ

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