大切な宝物
こんにちは
50代独身女。
ニート&ペットロス乗り越え中のチャイです。
先日の22日は、愛犬アメリの7回めの月命日だった。
その事をInstagramへ投稿すると、ふたりの方からDMが届いた。
アメリより先に旅立った猫の飼い主さんと、四十九日を迎えたばかりの17歳の同じアメコカの飼い主さんからだ。
四十九日を迎えたばかりのアメコカの飼い主さんは、まだまだ寂しくて悲しくてInstagramの他の方の投稿もみることができないと言う。
猫の飼い主さんは、わたしが毎月キチンとお花を買って思い出していることで、自分も猫のことを思い、一緒に考えていると言う。
わたしは、アメリがいないことには少しずつ慣れてきているけれど、楽しそうなInstagramの投稿をみるのが辛い。
自分だって、ずっとうかれた投稿していた時期もあるくせに…だ。
まだ一緒に歩いた道、一緒に出かけた街、こんな時、あんな時…あぁ、もういないんだなって考えて寂しくて泣けてしまうこともあるのだ。
ひとりで歩いている時、お散歩でよく会っていた飼い主さんとワンちゃんを見かけて、気づかれないように避けて違う方向に歩いたりしている自分にハッとする。
年末年始に、新潟の実家に妹のチワワと帰省した時も、一度も連れてこれなかったことを悔やんだ。
でもね、アメリに教えてもらったことが沢山あるの。
アメリと出会う前のわたしの世界は、ガラクタみたいだった。
そう、アメリと一緒にいた時間は宝物のような時間に変わった。
何かの歌のフレーズに、こんな歌詞があったっけ。
なんだったっけ。
とにかく、一緒に過ごした時間はガラクタから宝物になるようなHAPPYな毎日となっていた。
春になったら桜を見に行こう。
夏になったら、西瓜を食べようか。
秋になったら、あの公園にいこうね。
冬になったら、温かいコートやお洋服やブランケットを買ってあげるからね。
カフェに行ったり、旅行に行ったりしよう。
部屋の中は、アメリ用のオヤツやグッズばかりで溢れかえっていた。
お料理は苦手なのに、アメリに食べさせたいものは一生懸命作ってたっけ。
アメリと過ごすようになってから、自然と季節を感じたり、1年のいろんなイベント事もいつも考えていたなぁ。
だからこそ、月命日とお誕生日やイベント事にはキチンと自分なりのお供えをして心を落ち着かせているのだ。
同じ思いをしている人にしかわからないだろうけど…バカかこいつ!
そんな風に思う人もいるだろうね。
父親の死より悲しくて辛い。
なんなんだろう?
この悲しみって…。
少しずつ、アメリの使っていたものは譲っているところだ。
アメリの匂いのついた首輪や洋服は捨てられないけれど…。
アメコカの飼い主さんも、桜の季節が来たら思い出の道を歩いて泣いてしまうだろうなと言う。
以前は、アメリがいなくなったら保護犬を飼おうとか、また預かりボランティアをしようとか考えていた。
でも、もう動物は飼わないという気持ちが強い。
お別れが辛すぎるよ。
シニア犬の介護をした飼い主は選ばれた人なんだって。
でも、介護を一生懸命やっていた飼い主さんが、「後悔」という言葉を口にすることが多いと病院の先生が話してたと言う。
選ばれた飼い主か…。
いろんな思いや葛藤があったけれど介護の時間を与えてもらって、アメリに少しでも恩返しできたのだろうか。
洗濯を干していた時、ふ…と、空を見上げたらアメリがいた。
これ、わたしにしかわからないんだろうな。
そして、モヤモヤして思い出した歌詞。
ひまわりの約束という曲の中の歌詞だった。
改めて聴くと泣いてしまうじゃないか…。
わたしのように、愛犬を想う人もいれば子供や恋人、親とか…それぞれの愛すべき大切な相手を想って聴くんだろうな。
チャイ