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これでも努力してるんです。

こんにちは「犬にだけは好かれるタロティスト」チャイです。

失業&就活中…そして、ペットロス中の独身女です。

今回のお話は、わたしは単発短期の販売の仕事を食い繋いでいる状態なのだが、その仕事をするうえでの密かな努力とでもいうのだろうか…そのことを告白しようと思う。

✴︎✴︎✴︎

以前、一緒に仕事をさせて頂いたジュエリーデザイナーのSさんから久しぶりにLINEがきた。

Sさんは、新宿の某百貨店でのイベント中だと言う。
Sさんの参加しているイベントは、複数のデザイナーとポップアップショップを1週間開催しているという。

そこで、他ブランドのデザイナー仲間がスタッフが辞めて困っていると…急遽わたしに、明日お願いできないかと言う内容だった。

わたしは、週末にG大学のポップアップショップに入ることになり、その日は研修だった。

明後日なら良かったのですが…と。

しかし、夜になり明後日でもいいから入っていただけるとありがたいと連絡がきた。

そのデザイナーのジュエリーをHPで見せて頂いたが、とても芸術的で素敵なジュエリーだと思ったが、わたしには難しすぎて自信がないと伝えた。

しかし、デザイナーを休ませてあげたい。
サポート的でかまわないということなので1日だけなのでやってみることにした。

未熟かもしれませんが、全力でサポートさせていただきます…と。

デザイナーさんと、LINEが繋がり同じように伝えると…

〇〇〇(ブランド名)は、デザイナーが天然石に彫刻しているカービングが特徴です。
売上というよりは、知って頂く事を目的としています。POPUPで知り、後からご購入に繋がる事が多いので未来のお客様獲得作戦と言う感じです。

このように、返信がきた。

この間の、アイウェアのオーナーにこの方の爪の垢でも煎じて飲ませたいような言葉だった。

メールでのやりとりも、丁寧な言葉でキチンとされた文面だった。

拘束時間や休憩時間、ギャランティも交通費別でということで、全てわたしの要望を受けてくださいました。

✴︎✴︎✴︎

翌日イベントが開催されている新宿の某百貨店の中のポップアップショップの場所を尋ねた。

6人くらいのデザイナーが集まって行っている天然石を中心としたイベントになっていた。

素敵なジュエリーに囲まれて顔見知りの方もチラチラ、素敵なクリエイターとして仲間に入れる自分の気持ちを高められるhappyな職場だ。

…で、

今回は、仕事の話ではなく自分の仕事に対する姿勢というか…

こういうことも努力をしている

というお話をさせていただこうと思う。

あくまでも、個人的主観です。

✴︎✴︎✴︎
その日、予定の電車に遅れてしまい新宿に着くのが勤務時間10分前のギリギリの電車に乗ることになった。

頭の中で最短でいけるように計算して乗車し、新宿の某百貨店に直結する停車位置の車両を考え5分以内に現場につかないといけないなと急いで向かっていた。

百貨店には、3分くらいで着いたが場所がよくわからない。
予め、インスタライブなどのアーカイブされた動画を観て頭に入れていたが、勘違いしていたようだった。

場所を探しても、時間が過ぎるだけなのでインフォーメーションで聞いてみた。

そして、アクセサリーやジュエリーの場所ではなく、雑貨の場所だとわかったのでゼーゼー息を切らしながら向かった。

だからか?
変なお客が来たとでも思ったのか?

マスクしていて、声かけても聞こえなかったのかデザイナーに声かけても怪訝な表情で無視されてしまった。

わぁ〜何この方?

どうしようと思った。

接客をしているような雰囲気にも見えたので待っていると、顔見知りの人がいたのだ。
わたしに気づき声をかけてくれた。

そして、デザイナーを呼んでもらうことにした。

わたしくらいの年齢になると、世間のイメージでは「おばさん」だと思う。

なので、先方は会ったことのない「おばさん」のイメージをどのように膨らませていたのだろうか。

デザイナーは、不思議そうな顔でわたしを見たので近づいて声をかけた。

「本日お世話になります。チャイと申します」と、挨拶をした。
途端に明るい表情で笑顔になった。

「あっ、今日は突然のご依頼でありがとうございました。
わぁ〜 すごいオシャレな方でびっくりしました」

と、言う。

そんなに、オシャレをしたつもりはないが絶対に「おばさん」を想像していたに違いないと心の中で思った。

今は、マスクをしているということもかなりごまかせるので、比較的若く見える。
「おばさん」のイメージが違ったのだろう。

わたしは、長く販売の仕事に携わっているが、外側から見ると誰でもできるような仕事に見えると思う。

実際、まぁまぁ誰でもできるんじゃないかなとは…思う。

立ち仕事と人とのコミュニケーションが苦にならなければ。

しかしながら、長く続けていくとプラスアルファの努力も必要になってくるのだ。

ここからは、お恥ずかしい話になるが、わたしはどうやらBeforeとAfterが別人らしい。

近所の犬友さんが普段のわたしと仕事モードのわたしとオーラが全く違うと会う度に言う。

隣の奥さんには、仕事に出る時にバッタリ会った時、いきなり「目が違う!!」と言われた。
ジェスチャーで、指で目をぱっちり開ける仕草をしたので、間違いなく目の大きさだ。

先日、妹が面白いから観てと研ナオコさんのメイク前とメイク後のYouTubeを観てみた。
多分、研ナオコさん並みに変わるのかと自分と重ねて笑いが止まらなくなってしまったのだ。

研ナオコさんのYouTube動画を勝手にご紹介します。

それから、元ブルゾンちえみこと藤原しおりさんも、かなり変わる。

ノーメイクだと同じくノーメイクのぺぇさんと瓜二つだったことで、みんなこんなもんかと少し安心したのです。

このおふたりのYouTubeもご紹介します。

そんなわけで、長いこと販売の仕事をしていて外見で決めつけられることも少なからずあったわけ。

わたしは、20年くらい前にある有名な若い人たちが憧れるオシャレで洗練されている会社の社員だったことがある。

いろんな分野のある会社だが、わたしはアクセサリーのブランドだった。

私服の勤務だ。

その頃、ananとかnon-noという雑誌でオシャレを楽しんでいた世代だが、お手本はモデルのシンプルな髪型やファッションだった。

もちろん、勤務しているスタッフはオシャレでキレイな人ばかり。

プレスの女性は、当時は雑誌でよく紹介されて有名だった。

だけど、実のところ…

わたしは、華やかなこの会社が苦痛だった。

なぜなら、自分に自信がなかったからだ。

頑張って、髪型やファッションを研究していたがある時に、本社から女性の上司がきてバックヤードに呼び出された。

「今から言うことはビジネスとして申し上げることです。どうぞ、傷つかないでください」と前置きをされて、心臓が飛び出しそうなくらい緊張した。

その話とは…外見のことだった。

その会社では、店長にもなりいろんなことを乗り越えて頑張ったのだか…力尽きた。

自分には合わない会社だったのだ。
2年弱で辞めた。

わたしの人生の中で、一番思い出したくない2年だ。

毎日帰りの駅のホームで「電車に轢かれて死んじゃおうかな」という気持ちになるような合わない会社だったのだ。

しかし、人から羨ましがられるような会社とお給料がとても良いということで、留まっていた。

ですが、死ぬくらいなら辞めようと考えて目が覚めたのだった。

そこから、わたしはバッグパッカーでひとり旅の放浪に旅立ち自由人を選んだ。
そして、今は再び自由人となってしまったのだ。

✴︎バックパッカー時代のお話は、またいつか話したい。

7年くらいかな。
日本で休みなしで頑張って稼いでお金が溜まると海外に行くというパターンだった。

当時、そういう女性は多かった記憶がある。

なので、そういった単発でのバイトはその頃もしていたのだ。

その頃も、少し気取ったshopのヘルプ勤務に入ると服装や持ち物まで意地悪くチェックされることがあった。

モロに言われる。
ハッキリと…。

わたしは、少しずつ学んで人に文句を言われないような自分のイメージを作ろうと考えた。

それから、アメリと出会ってからは、もう旅をやめた。

しかし、今度はアメリにお金がかかるようになってしまった。

どうしても、お給料はアメリが優先だったのでお金をかけずにオシャレなイメージを考えると、ロングヘアしかない。

髪を伸ばした。

そして、前髪を下ろしダウンスタイルにすると「おとなしい」とか「暗い」イメージになる可能性があるかもと考えた。

小柄で痩せっぽちで線が細い。

しかも、話し方が良く言えば優しいが、その頃のわたしは「か細い声」で話すタイプだった。

バカにされることも、そのわたしのイメージからだと考えた。

なので、個性的な前髪にしようとバッサリと切って眉毛を出した。

それと同時に、ラウンド型のメガネに変えたのだ。

✴︎個性的に見られたら、何も文句は言われないだろうと安易に考えたのだ。

そうすると、目力が要求される。
なので、YouTubeでアイメイクを研究した。

洋服も、そんなに買えないので白、黒などを基本に服を揃えた。
個性的なちょいひねりのデザインが好きなので、白や黒ならOK。
また、靴のデザインにはこだわっているので季節の変わり目には、靴をまとめ買いした。

芸能人は、プロデュースをしてくれるスタッフがいるけれど、わたしたちのような仕事は自分で自分をプロデュースしなくてはいけないのである。

■このアイコンは、比較的リアルなイラストだ。まぁ、メイクしてこの程度ではある。

年齢を重ねて、メンタル面は強くなってきていた。

話し方も、ハキハキ話せるよう自分なりに家で声を出して本を読んだりして練習した。

少しはマシになったと思う。

要は、自分に自信がないから声や話し方に表れるんだと思った。

何も考えてないだろ?
のほほーんて生きてるみたいに見えるらしいわたしだが、結構いつも考えてるんだぞ!!
生きるのに不器用だからこそ、人より考えてるんだよ。多分。

久しぶりに単発の仕事をしてから思うことがある。

もう、だんだんとヤバいぞという感じだ。

一番のネックは「年齢のイメージ」

だからこそ、もっと頑張らないとって思っているところだ。

今のところ、たまたま人の紹介や派遣で仕事を繋ぐことはあるが、応募しても会わずに不採用の方が多いのだから厳しくなる。

この世の中のオーナーに言いたい!!
年齢で決めたら、良い人材と巡り会わないよ!!

今回のデザイナーは、とても芸術的で個性的で素敵なジュエリーだったが若い販売員を好まないと言う。

キチンとした言葉遣いでいて、親しみやすいタイプの人を求めていると言う。

気に入ってくださったかどうかは、わからないけれど…好きな物も似ているわね。
気が合うわねと…嫌われてはいないようだった。

この縁も大切にしたいと、また連絡してもいいですかと言う。

素敵なジュエリー作家さん。
頑張っている人を応援したい。

やっぱり、外に出ると視野が広がるね。

まだまだ、ペットロスは続いているけれど少しずつ自分のことを考えられるようになったよ。

そして最後に…

またまた、「短期の仕事①」で、スキをたくさんありがとうございました。

#就活体験記を読んでいただき感謝です。

おいおい、アイウェアのオーナー
まだまだ、修行がたらんね〜
…と、いいたい内容でした(笑)

(タロットカード 小アルカナ カップのクイーン)

感受性が豊かで、思いやりや慈悲の心を持って人と接することができるようになってきたかな。

ある意味、ナルシストにならなければいけないこともあるかもしれないけれど…

自分の軸を持ちながら、周りに合わせられるようにしていけるといいね。

ここのところ、芸術的なものやキレイなものに触れることができている。
そんなわたしの心を現しているイラストを使用させていただきました。

チャイ

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