大学生のアルバイト仲間
こんにちは。
50代アルバイト&ペットロス乗り越え中の独身女チャイです。
先週の、「わたしのバレンタイン」のスキをたくさんありがとうございました😊
文章は、行き当たりばったりの思い浮かんだ心の声をそのまま書いているので、素人感覚でお恥ずかしいですがありがとうございました。
励みになりました。
このアルバイトは、週末しか入れなかったので今度の週末2日間また入ります。
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希望勤務地の百貨店のポップアップスペースでは、初日だけしか入れなかった。
今の勤務地のスーパーの食品売り場の催事では、閉店後の設営と初日と2日目を経験した。
設営も、ドタキャンが出たようで急遽わたしに連絡がきたので仕事を受けた。
その時に、若いしっかりとした女性と男性営業と一緒に準備をした。
彼女は、同じ初めての販売員と紹介された。
とても落ち着いていて、後から大学生と聞いて驚いてしまった。
大人びていて、全てにおいてハッキリとした姿勢を感じた。
なんというか...ハキハキと白黒ハッキリとさせるような。
融通がきかないというと申し訳ないが、生真面目でキリキリと冷たい印象の言葉遣いを感じた。
この方をA子さんとしよう。
一言で言うと、とても冷たいような気が強い印象だった。
それでも、若くてキレイな方なので彼女を持ち上げてやれば上手くいくならそうしようと思っていた。
おばさんは、三枚目でいいのだ。
気の強い人は、どんな仕事でも負けないような感じだと思っていたので、若い彼女にわたしもついていくくらいで良いかと思っていた。
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初日は、60代くらいの女性もいた。
スーパーで試食販売などの仕事をよくしているという昨年の経験者だ。
B子さんとしよう。
とても、接客のトークが上手いなと思った。
印象も、明るくて人の良さを感じる
わたしの好きなタイプ。
お話していても、嫌な印象がひとつもなかった。
若いA子さんは、設営のときと印象は変わらないが、このようなアルバイトは初めてということで慣れていない様子。
声出しをするにも、何も聞こえなかった。
お客様との会話も、ぎこちない。
ただ、文句をいうことだけはずば抜けていた。
設営のときの、担当営業の言葉や態度があまり良くなかったのだが…そのような事や、咳き込んでいたことなどを派遣会社にクレームをしたので、わたしにもそのようにして欲しいと言う。
一切、前もって残業代が出ないということは言われているので、わたしはサービス残業と諦めていた。
しかし、A子さんは、絶対に貰うことにすると言っていた。
とても強気なんだなと思っていた。
B子さんとわたしの声出しも、このご時世にいかがなものかと言う。
有名ブランドのチョコレートのスタッフは、あまり声を出していない。
それで良いのではないかと言う。
B子さんは、周りは有名ブランドのチョコレートに囲まれているし、そのブランドの人たちはベレー帽を被ったりして可愛い制服を着ている。
わたしたちは、はっきり言ってダサい三角巾とエプロン。
声出しをしてパンフレットを渡して少し前に出るとかの努力をしないといけないんだと言う。
わたしも同感。
売り場の社員に許可をもらって声出しをしながらアピールをした。
売り上げが良くても悪くても、お給料は変わらないわけですよね?
A子さん、言ってる事は正しいけれど...。
その後に、A子さんが大学生でドクターを目指していると言うことを知り、B子さんとわたしは頭がキレる将来のお医者さんということで彼女に一目置いた。
B子さんが、どうもわたしらとは違うと思ったと煽てていた。
そして、2日目。
60代のB子さんはお休みだった。
C子さんという若い女性が初めてのアルバイトだということで初対面だった。
若い人同士、仲良くファッションの話をしているので、おすましの大学生A子さんに笑顔が出ていることに少しホッとした。
ただ、ふたりとも棒のように立っていて声が小さくて全く聞こえない。
C子さんは、アパレルのショップにいたからか?
会話はなんとか笑顔でやっている。
チャイさんは接客の仕事は30年くらいなんでしょう?
すごく上手いですね。そうやってやればいいんですね。
C子さんは、そう言って少しわたしを立ててくれる。
狭いケースの中で3人いても意味がないので、わたしは外に出てB子さんがやっていたようにお客様に声をかけながら、接客を頑張ってやっていた。
C子さんが休憩にいったり、在庫を取りにいくとふたりになるのだが、A子さんは棒のように立っていて声も出さない。
わたしが、お客様が決定したものを伝えて中から出してもらい、会計をしてくれるスタイルにいつのまにかなってしまった。
A子さんに、ごめんね。
会計とか面倒なことばかりやらせてしまって。
そう言うと、
チャイさんの接客がうますぎて圧倒されてしまって何もできないからやらせてほしい。
そう言った。
そんな時間が過ぎて、ふたりの時間にわたしがケースの前に出てお客様の質問に答えながら接客をした。
トリュフチョコレートに何が入っているのか聞かれたので、勉強した通りに2種類入っていてひとつがビターチョコレートでもう一つがミルクチョコレートと説明した。
すると、A子さんがいきなり口を挟んできた。
ビターチョコレートです。
えっ?
どちらもビターチョコレートです。
わたしは、自分の間違いだったのかと思いお客さまに謝って訂正した。
お客さまに申し訳ないと思った。
お客さまが購入して帰った後、A子さんにわたしの勘違いだったんだと言いながら資料を調べた。
すると、A子さんの方が間違えていた事がわかり、A子さんに伝えた。
A子さんは、そのことに関して謝りもしない。
食べてないんでわかりません。
そう言って、そっぽを向いた。
いくら、お医者さんを目指していて頭が良くても呆れてしまう態度だ。
しかも、心ある仲間ならばお客さまがいなくなったら間違いを正すか、そっと教える。
お客さまの前で冷たい口調で言うなんてと、ショックだった。
わたしは、彼女のお母さまと同年代。
このことは終わりにして笑顔で仕事に戻った。
A子さんにも終わりの時間まで普通に冗談言って、何もなかったようにふるまった。
でもね、実はこんなことくらいでわたしは心の中がずっと変な気持ちで引きずっていたんだ。
帰りの時間は同じ。
シフト上でA子さんとは、もう会わない。
どうもありがとうございました。
また、近所なので顔出しますね。
そう言って、笑顔で手を振りトイレに寄って行くからと一緒に帰らなかった。
ずっと、大学生のA子さんと一緒にいて自分の中で思うことがありすぎてストレスだったみたい。
A子さん、頭の中や机の上の知識だけではなく、お年寄りや子供に優しい笑顔で優しく声をかけられる人になれるよね。
これから、いろんな事を経験して人間味溢れる魅力あるお医者さまになるんだよね。
うん、きっとそうなるね。
トリュフチョコレート事件で、写真を使用させていただきました^_^
チャイ