【東大生note】何一つ続かなかった東大生が2週間筋トレした結果。
皆さんこんばんは!東大3年のイケてるスリスリくんです。
私は2週間前から毎日筋トレをしているのですが、最近では思ってもみなかった「いい変化」が現れてきています。
今回はその話をもとに、物事を継続・習慣化し、成長に繋げるためのヒントを解説します。
小さな行動を積み重ねて、自分の成長につなげちゃいましょう!
そもそも、筋トレを始めたきっかけ
私は昔から「没頭できるもの」が何一つなく、とりあえず何かやってみようとするものの行動に移せなかったり、本だけ買って満足したりしていました。
もともと性格がゆったりしているというか、危機感がなく、悪い意味で「流されやすい」性格なのです。
そのせいか、Twitterのサクセスストーリーを見て焦ったり、何もできていない自分と比較して大きな劣等感を感じたりしていました。(それでも何もしないのが今までの私)
先日、そんな自分を変えるため、新たな取り組みを始めました。
それが、「筋トレを1ヶ月毎日続ける」というものです。
筋トレは思い立ったら1秒でできます。これができなかったら、今後の人生で継続も何も語れないだろうと考えたわけです。
しかし、今までほとんど何も続かなかった私。どうしたら続けられるか考えました。
その答えは、いたってシンプル。
「実行可能なレベルまで具体化する」
だけです。
第一の目的は「継続し、成長につなげる」ことです。この目的を忘れて机上の空論に走り、失敗するパターンが非常に多いのです。
まずは、「途中でやめてしまうようなキツさにしない」ことが大切です。
実際のメニュー
より具体的に見ていきます。
私が実際に行っているメニューは以下の順です。
・ダンベル5kg 往復50回
出典:https://the360.life/U1301.doit?id=10874
・レッグレイズ ゆっくり10回
出典:https://home.kingsoft.jp/news/life/deepmuscle/425.html
・バイシクルクランチ 早めで20回
出典:https://www.olive-hitomawashi.com/selfcare/2020/05/post-535.html
・腹筋ローラー ゆっくり10回
(使っている腹筋ローラーはsoomloomという会社の腹筋ローラーです。価格が792円と安すぎて逆に心配だったのですが、全く問題なく使えています)
レッグレイズ・バイシクルクランチについては、次の動画を参照してください。
どうでしょうか?キツそうに見えますが、実際にやってみると意外にきつくないことがわかります。
ここでのポイントは、あくまで「無理なく続けられること」にあります。
継続できない人の最大の失敗は、「最初から高望みしすぎ」である場合がほとんどです。
これくらいならできるだろう、と高を括り、「目標を立てること」が目的になってしまう。
まさに、目的と手段がすり替わってしまい、目標を立てた時点で満足してしまいます。
これでは、自分の成長は望めないし、絶対に継続することはできません。
まずは、「これくらいなら楽勝」と思えるくらいのレベルから始めることが重要です。
ちなみに私はまず筋トレを1ヶ月続けることを彼女に宣言し、朝起きたらまずはヨガマットに寝転がるというのを義務としました。
アクションをやりやすいレベルに細分化し、強制力を持たせることでモチベーションにかかわらず目標達成するための仕組みを作ったのです。
さらに、朝にやってしまうことで、万一できなかった時にも夜の空いた時間に行うことができるメリットもあります。
ですから、あなたも「まずは始めてみる」ことをおすすめします。始めることにはリスクがほとんどないのですから、継続できるだけで「もうけもん」なのです。
その上で、「やってから修正していく」という姿勢で臨むことが、あなたが成長するための秘訣です。
これを意識して2週間トレーニングを継続した結果、様々な変化が現れました。
・体の調子が良くなった
・食べ過ぎなくなった
・夜更かししなくなった
・快眠できるようになった
・頭が冴える
・本質的でないことに頭を悩ませないようになった
などなど。
特に、最後は重要です。筋トレをすると思考が整理され、自分にとって必要でないことに頭を悩ませなくて済むようになります。
現代は「可処分時間の奪い合い」の時代です。
企業は私たちのわずかな隙も見逃さず、せっかく捻出した貴重な時間を奪おうと手を尽くしてきます。
私たちがSNSで「なんとなく」時間を潰すのは、すなわち私たちの「成長」や「未来」を企業の営利のために差し出しているのと同じなのです。
皆さんも、くれぐれも気をつけてください。
さて、たった2週間の筋トレにより、今まで行動できずにTwitterばかり眺めていた私が別人のように感じられました。
生活習慣は改善し、自由な時間が増え、何より物事を前向きに捉えられるようになりました。
それによって、自己肯定感が上がり、「ちょっと気分いいな」と感じられることが多くなりました。
つまり、「ちょっと幸せになった」ということです。この「小さな成長の感覚」が次につながる起爆剤となるため、非常に大切です。
正直なところ、新たなアクションのうちもっとも参入障壁が低い(=やりやすい)であろう筋トレでそこまでの変化が現れるとは思っておらず、自分でも驚いているところです。
ともあれ、皆さんもまずは行動することから始めてみましょう!
きっと新たな気づきがあるはずです。
継続するための3つのフェーズとそれぞれの対応策
ここから、私たちが物事を継続し、成長につなげていく上で遭遇する「3つのフェーズ」についてご紹介します。
本章は、
を参考にさせていただいております。
人は、習慣をこなせるようになるには3つのフェーズを経るといいます。
・第一段階:【反抗期】
最初の1日から7日にかけて、やめて元の生活に戻ろうとする力が強く働きます。ここで全体の40%が脱落してしまいます。
・第二段階:【不安定期】
始めて8日目から21日目にかけて、急な予定などで残りの40%が脱落します。
・第三段階:【倦怠期】
始めて22日目から30日目にかけて、アクションに対する飽きが来ます。ここで残りの2割近くが脱落します。
習慣化においては、第一段階と第二段階でいかに脱落しないかが重要です。続いて、各段階において脱落しないための注意点を見ていきます。
【第一段階】
先ほど私も述べましたが、習慣化の初期では「課題の細分化」を行い、継続のハードルを下げることがもっとも重要です。
私の例で言えば、習慣化に強制力を持たせるために彼女に宣言したこと、そしてまずはヨガマットに横になることなどがこれにあたります。
【第二段階】
中期では、環境の変化が発生しても継続できる「柔軟性」が重要です。
この段階では「予定通りにできなかった場合にどう補填するか」という視点が重要で、ここでは好きなアーティストの曲を聴くことでアクションを引き出す例が挙げられていますね。
私の例で言えば、「夜の時間にできるよう、朝起きたらすぐやる」というのがこれに対応しています。
【第三段階】
この段階では、バリエーションを加えるなどして「いかに飽きさせないか」が重要になってきます。
ここまで来るとある程度の継続ができているはずなので、今までのメニューとは異なるメニューを試したり、場所を変えてやってみるなどの方法が有効だと考えられます。
筋トレの場合、メニューを変える、ジムに行く、知り合いと行うなどのほか、継続をSNSで発信するのも効果的でしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?私の筋トレの事例から、習慣化するためには
・「継続・成長」が第一であり、
・そのためにはあくまで現実的に実現可能なプランを考える必要があること、そして
・実現可能とするため、簡単にできるアクションまで落とし込んで考えること
をお話ししました。
その後、ここから一般化される習慣化のための「コツ」として、習慣化するまでを3つのフェーズに分けた上で、
【第一段階】:実行のハードルを下げる
【第二段階】:プランに柔軟性を持たせる
【第三段階】:バラエティ性を持たせ、飽きない工夫をする
ことが重要であるとお話ししました。
皆さんも、何かを継続し、自分の成長につなげるヒントとして、以上のことを意識していただけたらと思っております。
「継続は力なり」ではなく、「継続こそ力なり」です。
わたしも頑張ります。皆さんも一緒に頑張りましょう!
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