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コーチングを受けて起きた、ヤバすぎる変化~菅沼のリアルコーチング体験【前編】~

「コーチング?そんなの自分には関係ないし、必要ないな~」と思っている、そこのあなた!
・・・はい。私自身が、まさにそう思ってました。

「コーチングってなんか、うさんくない?」とか「自分で物事を決められない意思の弱い人が受けるものでしょ?」・・とかそんな風に思ってました。(苦笑)

そんな菅沼が、なぜコーチングを継続的に受け、自らコーチングを提供するようにまでなったのか?コーチングを受けたことで、どんな大きな変化があったのか?
私の過去の経験を交えて、お伝えしていきたいと思います。



30代 ~猛烈FPイケイケ時代から、奈落の底に落ちるまで~


30代、私はFPとして朝から晩まで猛烈に仕事をしていました。
「仕事で成功したい!お金持ちになれば幸せになれる!」小さい頃からそう信じて突き進んできました。
目標を設定して、山を越えたら、次の山を登る。そんな登っていく状況が楽しく、成長する自分に喜びを感じ、アドレナリンがドバドバ出ている状態でした。

30代後半になり、気づけば20代の頃にノートに書いていた経済的な目標(収入、資産)を達成していました。家庭を作って大好きな家族に囲まれ、住む家も広くなり、快適な生活も手にしています。

「もうあの頃目指したものが、ほぼすべて手に入っている!ようやく目指していた、最高の幸せにたどり着いた!」
そう思ったとき・・・あることに気が付き、愕然としました。
幸せを感じたのは一瞬で、すぐに消えてしまったのです。
それ以来、心の中にぽっかり穴が開いたようで、ただただ空虚な感情のまま毎日を過ごしてました。

何が起きたんだ??
お金持ちになれば、、、
あの頃描いた、欲しかった目標を手にしたら、、、
・・・最高の幸せになれるはずじゃなかったのか?

「お金持ちになる」という想いの、奥底にあった裏の想いは、「お金がないと不幸になってしまう!」「お金のことで喧嘩ばかりしていた両親のようになりたくない!」「自殺してしまった父のように、死にたくない!」
そんな恐怖心、不安感がモチベーションの源泉でした。

それを達成してしまったら、もうモチベーションの糸は切れてしまい、自分の中から湧き上がってくるパワーはゼロでした。
幸せになれるはずだったのに、それどころか身体の中から力が失われ、鬱に近い状態になってしまったのです。

モチベーションの糸が切れた、すがぬま

新たな道の模索 ~進むのも地獄、止まるのも地獄だった~


このままじゃいけない、と思った私は、「次の目標を見つけよう!」と思いました。

山を登っていたときが一番楽しかった。
登るべき山さえ見つかれば、またパワーを持って進んでいけるはず!

そう思った私は、FPとしてさらに高い目標を掲げようと思いました。
「もっと成長する自分に向かえばいい」「まだまだ成功もお金も足りなかったんだ。もっと上を目指せばいい。」
高度なセミナー研修を受けるために数百万円を自己投資するなどして、モチベーションを奮い立たせようとしました。

・・でもすぐにモチベーションは萎み、また鬱状態に。。。

結局のところ、小さいころから目指していた山に登り、ある程度安心できる場所まで辿り着いてしまったわけです。それ以来、どう自分を奮い立たせようとしても、モチベーションの糸は切れたままでした。そんな自分にとって、本当はもう登りたい山なんて、どこにも見つからなくなっていたのです。


よし!それならいっそゆっくり休んでみよう。
きっとゆっくりする時間が必要なんだ。
成功したら、仕事をセーブしてゆっくりと家族と暮らすって決めてたじゃないか。今がそのときだ!
そう思って、3人目の子供が生まれたのを機に、仕事を大幅に減らして「育児セミリタイア」を始めてみました。

忙しい毎日から離れ、最初は楽しかったのですが、猛烈な焦りと不安感が、毎日のように襲ってきました。

心の中から、こんな声が聴こえてきて、私を責め立てます。

「他の人はどんどん進んでいるのに、お前は成長しようともしないで、何をしているんだ?」
「世の中に価値を提供しなければ、お前に何の価値もないぞ!」
「お前はただ甘えているだけだ!」
「堕落して楽をしていると、人生の落伍者になるぞ!」
「きっとそのうち不幸なことが起きて、お前の環境は崩壊するぞ!」

仕事をせずに家族と暮らす生活は、きっと幸せだろうと想像していましたが、それは大間違いで、不安感に苦しめられるだけでした。そしてまた鬱状態に戻りました。


立ち止まることもできず、進むこともできない!
どちらに行っても地獄で、抜けられない沼にはまり込んでしまったようでした。


ここまでのポイント


・小さいころからのモチベーションは、「お金」「成功」「幸せな家族」「安全で快適な場所」で、実際に手に入れたら、モチベーションが無くなり、鬱状態になった。幸せになるはずが、不幸せになった。
・モチベーションの源泉は、恐怖感や不安感。欠乏マインドだった。
・自分の心を見てこなかったわけではなかった。自分のやりたいことや求めていることを、自分の心と向かい合って進んできたつもりだった。
・新たな目標(登るべき山)を作っても、立ち止まってゆっくりとした時間を過ごそうとしても、何をしても鬱状態は改善されなかった。


コーチングとの出会い~コーチングしたいけど、受けたくない矛盾~


FPの仕事でモチベーションが湧かなくなってしまったので、FP以外の目標を見つけようと考えました。
それがコーチングでした。コーチングの存在は知っていたので、興味がありました。FPに次ぐ、新たな目標として「コーチング」を身に付け、提供したらどうだろう?そう思ったのです。

とはいっても、モチベーションの糸は切れたままですから、「何とかこの沼から出なければ」と思い手を伸ばしただけで、強い思い入れがあったわけではありません。
また、私自身は、コーチングを受けたこともありませんでしたし、受けたいとも思ってませんでした

自分の心の声を聴いて、ここまで進んできた。つまり、自分で自分にコーチングすることができている。
だから、自分にはコーチは不要だ!自分がコーチングを受ける必要性は感じないな。。。


つまりコーチになってコーチングを提供したいと思っていたのに、自分自身はコーチングを受けなくていい(必要ない)と思っていたのです。
・・・めちゃめちゃ浅はかでした。(苦笑)

まあでも、コーチになるために必要だし、しょうがないからコーチングを受けてみるか。。。

そんな風に、しぶしぶコーチングを受けたのが、コーチングとの出会いのきっかけでした。

そして、コーチングを受けて、人生が激変しました。
次回に続きます。
・・・まだコーチングの体験談も書けてない(苦笑)

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コーチングを受けて起きた、ヤバすぎる変化~菅沼のリアルコーチング体験【後編】~


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