ひらひらとニセアカシアの影法師むかし話の中の父やも 2 すがゆき 2024年5月28日 14:11 【はなのうた】大木をしならせるほどに咲くニセアカシアの花。甘く薫る風に揺れる木漏れ日がひらひらと舞う蝶のように見えた昼下がり。この蝶はもしかしたら亡き父なのではないだろうか。いつもは通り過ぎてしまうのに車を停めて木の下で心を澄ませる。『ニセ』などと誰が名付けたか。美しく香り確かにここに在るのに。母のむかし話は寓話ではないのだ。ひらひらとニセアカシアのかげぼうしむかしばなしのなかの ちちやもはなのうた #今日の短歌 ダウンロード copy この記事が参加している募集 #今日の短歌 46,676件 #エッセイ #短歌 #今日の短歌 #ニセアカシア #はなのうた 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート