#海のはじまり 第1話 答え合わせ・再考
どうも。
お前、また書くのかよと思った方も、初見の方もいらっしゃると思いますがお時間がある方はお付き合いください。
放送前にあれこれ考察していた答え合わせ、リアタイでは気が付かなかったこと、さらに熟考したこと、いろんな意見を拝見して思うこと
頭いっぱいになったのでここに吐き出して、第2話をむかえるための準備ログ、ということは2話の考察になるかもしれない。(まじ?)
最後に、目黒くんのことを少しだけ触れる。
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答え合わせ・再考
1話予告になかったシーン
放送前の本編予告に登場しなかったのは
・夏部屋のキッチン、弥生の後ろからのぞき込む夏
・南雲家、後飾り祭壇の前で涙する朱音
・夏部屋のリビング、大和
夏と弥生のシーンはDC版に期待してもいいかな。夏が笑いながらご飯をよそっていたから絶対会話の途中だと思うんで、DC版に入れてほしい。(頼む。)
ほかは2話以降に出てくると信じて待つ。
選択の物語
生方さんのインタビューで「選ぶ」「選択」「選択肢」といったワードには注目してほしいとあったので、そこは配信を見ていくつか気が付いた。
・夏が道に迷う、別れ道を右へ行くが戻って左に行く
・弥生が会社の会議室で香料のサンプルを増やすように促す
・水季が夏にとたべっ子どうぶつを使いながら好きな動物を聞く
・海が夏に絵を描くか問う
ほかにもあるかな。
もちろん中絶をすること、産むということのも選択の1つ。夏が「他の選択肢はないの?」と水季に聞くのも台詞の通り選択しようとしている。
”海”のはじまり
ずるいというか、上手いなって。
冒頭の海と水季のシーン
離れた海に呼びかける、水季
「いるよ、いるから大丈夫。行きたい方行きな。」
その言葉を聞いて海は頷き、前へ進む。
その後ろをゆっくりついていく水季。
「(見守って)いるよ、(夏くんも)いるから大丈夫。(生きたい)行きたい方 行きな。」
だったりしますかね。
印象に残った台詞
朱音が夏に言う台詞だった。
夏にとっては、そんなこと言われてもなぁって感じだよね。
棺の前にいる女の子、水季の娘で幼稚園くらいの女の子、6歳だと名乗る海、パパはいると言う海
中絶に同意したはずなのに、だんだん「もしかしたら…」って思ってたと思う。
朱音から同意書を見せられた時、確信に変わっていくの夏はびっくりしたよね。
簡単に父親になれちゃったわけじゃないのに、自覚なんかこれっぽっちもないのに。
朱音の想いも気になるな。自分の娘を変わった子として認識してるし、母になる選択をした水季に朱音はどこまで関わってたんだろうか。
夏について
〇正解
夏の初登場シーン、電車に乗ってるときに手に持っている袋に社名が書かれていた。
1話あらすじが公開されたとき、夏部屋のベットに弥生と並ぶ場面カットがあり、後ろにカレンダーがあったから気が付いた。
もしかしたら今後のストーリー展開に関係ないことかもしれないけど、社名に意味(伏線)があるんじゃないかと気になって見てた。
印刷会社に勤めているから本が好き?なのかと思っていたけど就職準備で
夏「んー、うちの家 ああだから 親に心配かけんのが一番嫌で。名前ある会社なら 安心するから。」
と話していて、出版社にこだわりはなさそう。
あと、大学キャンパス内で真山にサークルどこか興味あるか?聞かれても、ちょっと悩んで「大丈夫」と答え、新入生歓迎会は真山の付き添いだったり、自分でなにか決める様子もなかった。
水季に自分の話をするときに
夏「自分で決めらんなくて 人についてってばっか」
夏「意思がないっていうか 自分がないっていうか…。」
まさにそんな人なんだなと。
本だけじゃなくて部屋に物があふれるのは、
今流行ってるもの、誰かが好きなもの、誰からもらったもので、
もしかしたら夏自身が好きなものってなかったりする?大事なもの持ってきてって言われたときに、もっていけるものある?って思った。
海のことでこれからたくさんの選択をしなくてはいけなくなるだろうから、夏にとってはこれまでの平凡な日常になかった悩みとか葛藤と向き合うことになるよね。
元カノの写真論争についてはもうひとつあるんだんけど(笑)
お互いきっと嫌いで別れたんじゃないよね?って話。だとしても弥生がいるから誠意がないとかそういうのもわかるんだけど、
やっぱり、いろんな選択をどこか遠回しにしてきた夏のスマホの写真がずっとそのままなのはいかにもって感じはする。
個人的には、総じて夏がいちばん辛そう。
ドラマの主人公だから当然かもしれんけど、戦う相手が多すぎる。
弥生について
△ちょっとちがう
弥生が夏部屋のキッチンを使ってるシーンはあるけど、
水季が夏部屋を訪ねてきた回想シーンでも、現在の夏部屋でも、キッチンの仕様に変化がないこと。
弥生が夏部屋を訪ねてきた現代シーンで
弥生「別にコロッケなんて作れないですけど?」と言ってること。
この2点から
弥生が料理したりするのかな?という自分の勘はハズレだった。年上女性はお料理上手ってのは偏見かもしれないからちょっと反省。
弥生は化粧品メーカー「MUNI」勤務。
弥生が務めている会社名は、Tverの解説放送版を見てたら聞けた。
視覚的にわかる場面は、後輩社員の三谷彩子と会話しているシーン、後ろの窓に社名が入ってる。
むに、無二?
二つとないこと。並ぶものがないこと?
いい会社名だね。
2話ではこのあたりどうか詳しく…。
大和について
夏が水季の葬儀で使ったネクタイを返しに実家へ
大和が代わりに受け取るシーン。
大和が優しそうだけど”哀”がこもってる表情をしているのが印象的だった。
海も、当時の大和も親戚から母親の死を「わからないよね」と言われ、片づけられている。
大和が海と夏をつなぐ架け橋のような存在になるんじゃないかと思う。
海のことで月岡家一同家族会議とかありそうだし。
幼い頃の強い体験や記憶って成長しても覚えているだろうから…
本編予告で
大和「この人までいなくなったら終わり、みたいな?」とおそらく夏に対しての問いかけ、海のことなのか、弥生のことなのか。
第2話あらすじ、予告動画
きっと弥生回だよね。
朱音が”巻き込み事故”と言ってるように、夏の周りの人たちが順に巻き込まれていくと思う。
水季も夏に同意書の署名を求めるときに”事故”だって言ってるけど、これは事故だと思う。
でも、夏なら海や水季の存在を事故だとは思えん気がするし、それをわかってもらおうと動くんだろうけど、言われる側はどう受け止めればいいか悩むよね。
多分、夏から説明されるけど耐えきれなくて部屋を出て弥生は泣くんだよね。
夏が事実を知ったときに流した涙の意味を理解して、その事実が自分に突然ぶつかった衝撃に耐えきれないよね。
どうする、弥生。
さいごに、大前提として
脚本も受け取り手の好みがあるし、
「わたしはこうなりなくない。」
「ぼくは共感できない。」って思うことも
「〇〇(登場人物)がかわいそう」
「〇〇(登場人物)最低」って思うことも
悪くはないし、自分の価値観は自分だけのものだから良いと思う。
でも、まだ第1話なんですよ。
これからもっとフォーカスされる登場人物たちひとりひとりに向き合う時間がきっとある。
『silent』や『いちばんすきな花』を見たことがあればわかるはず。
1話完結じゃないからこその醍醐味はこれから。
そして、自分が思うだけですが、
目黒くんを応援してて、好きな人間が
目黒くんが良かったと思うのはあまりにも当然すぎるというか。
って思っている。
ワンカットのシーンも
異なる泣きの演技も
台詞がない表情のカットも
すごいなって思ったけど、目黒くんじゃなくてもできる人、他にいると思う。
自分の推しがこんなこともできるんだって嬉しい気持ちもわかるけど、過度な称賛が見てられない。
作品を見てほしいって、昔からずっと言ってる。今回も…
「1話だけではわからないのでぜひ最終話まで見届けていただきたいです。」
演者など制作側への明らかな悪口を見かけたときは、許すまじ。
おわり。
P.S
共感がすべてではない。
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