#海のはじまり 第3話 感想・考察
本編の内容に触れるため、ネタバレ回避したい方はUターン願います。また、解説ではなくただの感想・考察であることご理解ください
総評
毎回、水季と海の過去シーンから始まるのは現代シーンで答え合わせをするように演出するためなんだと思うけど、毎回そうかぁ、、、そうきたか、、ってさらっと現代シーンで回収していくからすごいよね。
すくすく。とか
いてね。とか。
ちょっと意外だった。
てっきりパパになってほしいもんかと思ってたから、そうじゃないって言われて見てる自分も夏とおんなじ「え?」って気持ちになった。
月岡家がゆっくり家族になったように、2人の関係もゆっくりでもいいし、2人が過ごしやすいならそれでいいんだろうなと思った。
夏は海ちゃんに話す、じゃなくて、南雲海さんと対話するみたいな。わかりやすい言葉遣いにせず正直に話す、お互いのわからないところは確認しあう、分からないはことを”わからない”って言う姿が印象的だった。
大人になった今でも、こういう確認作業ができていなくて話がもつれることたまにあるので
色々考えさせられたシーンでもあった。
弥生たちの飲み会シーンが結構好きだった。
結婚とか、出産とかライフイベントを誰しも叶えたいわけでも叶えられる人ばかりじゃないことだよね。
朱音がやっとの想いで水季と出会えて、孫まで離されそうになってることもそうだし、弥生の葛藤が所々で見え隠れする第3話だった。
海が蓋をしていた悲しみに気が付けるのに、弥生の気持ちには気が付けないの、気が付いてんの?、どうなの夏。
大和もちょっと黙っとれぇ、、、。
海の”聞いて聞いて”に戸惑う夏
夏くんがんばれぇ、、と思った。今日あれがあった、これがあったって”うんうん”って聞いてあげたり、すごいねって共感してあげればいいことなんだけど、
聞いてはあげているけど、曖昧な返事しちゃう夏くん故にまだ戸惑いと不慣れさもにじみ出ているシーンだった。
海ちゃんが空元気なのか、違和感に少し気が付いてるだろうね。
月岡家が微笑ましい
第3話以降からスピンオフ「兄とのはじまり」がTverで4回で放送される。
月岡家、意外と仲良しってのは1話で思っていたことなんだけど、本編で兄の招集報告にきゃっきゃしてる感じとか、スピンオフでの食卓シーンがめちゃくちゃ平和でいい。唐揚げうまそう。
再婚のことわからないけど、「おめでとう」って言えるチビ大和偉いな。(てか、あの幼少期の大和がかわいすぎる)
津野 vs 夏
お??バトルか?やんのか??って見方しちゃって、ちょっと楽しく見てたけど(絶対そんなシーンじゃない)
津野も正直なタイプでちょっと安心したかもしれん。すんごいいじわるな言い方ばっかりだったけど、整理できてない気持ちは伝わった。
津野「海ちゃんが望むことなら何でもいいんです。誰が親やっても、誰と暮らしても。」
津野の過去がこの言葉に込められてる気がしてならん。
終わりに
水季は何でも一人で決めちゃったのに、夏のことを想って父親になること以外の他の選択肢を奪いたくないって思ってたのになんでなのかな。
ますます謎が深まるばかりなんだけど、これは次期に分かることだとしてもめちゃくちゃ気になる。
前回の絵本のこともそうだし、死期が近いゆえの準備にしか思えんのよなぁ。
予告動画見て思わず、、、
あれ、やっぱり夏は弥生のことわかってないのか…?
弥生が自分の気持ちをさらけ出せる場所、本当にあるのかな。来週いよいよ打ち明けるんだと思うけど、お風呂場で服着ながらシャワー浴びて泣いてるのはただ事ではない感じ(演出)だから
早く誰か、弥生を助ってあげてと追う気持ちでいっぱい。お願い。
おわり。