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薬師如来縁日&初巳
1月12日は初巳。おそらく小網神社や蛇窪神社はとてつもなく混むだろう、とリアルタイム検索。蛇窪神社は、始発電車でやってきた人たちが鳥居前で並び、7時には長蛇の列。8時過ぎには列が隣の小学校のグラウンドまでのびているらしかった。参拝まで5~6時間待ちだという。
とてもじゃないが、行く気になれない。
巳年にお勧めの神社仏閣を検索する。都内で訪れていない神社仏閣はない。しかし、どこも混んでいる…。
そうだ、12日は薬師如来の縁日(注:8日縁日のところもある)ではないか。薬師寺東京別院にお参りしよう、そう決めた。
薬師寺東京別院
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五反田駅から徒歩7分ほど。12:55頃に到着したら、既に大般若経転読会法要が始まろうとしていた。私は最初、合掌して失礼するつもりだったが、スタッフさんに「どうぞ着席ください」と勧められたので、これもご縁、と参加することに。薬師堂内は満席。13時以降、堂外の臨時咳で聴講する人もいたほど。
おひとり、外国人の参加者も見られた。アラサーくらいの男性。西洋と中東の中間くらいの容姿。イスラム教徒なら仏教行事に参加しないよなあ…日本文化が好きなのだろうか。法話も熱心に聞き、ときどき笑っているので、かなり日本語も堪能とみた。こういう外国人を見るとうれしい。
正面に薬師如来、その両側に日光菩薩と月光菩薩。
向かって左側の机に写経組、右側が講座聴講組。同じ薬師堂内で共存(?)しているのが、この別院の特徴だ(講話を聴きながら写経するのは、気が散らないかといつも思う)。
今回、初めて転読会で使う「大般若経本」を貸していただいた。
参加者全員が経本を広げ、パラララ…とアコーディオンのように左から右へ流し落とすのだ(youtube参照)。
私は初めて転読を行ったが…思ったより難しい。綺麗にページが開かず、半分以上のページがくっついたまま落ちた(でも練習なしで一発勝負だったので、仕方ないと思う)。
開き過ぎて散乱し、畳めなくなった高齢男性もいた(隣の人が畳むのを手伝っていた)。やってみるとその難しさがわかる。
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法要、法話を聴き、最後に能登のお餅と手作りの御守、生姜湯をいただいた。能登には少額だが見舞金を喜捨。
増上寺
薬師寺東京別院を退出したのが15時。あまりあちこちまわる時間もないので、増上寺に寄ってみることにした。しかし…
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並ぶ気力がなかったので、本尊は遥拝で失礼することに。あまり並んでいない安国殿のみ参拝。1月中旬でも、三連休の増上寺を甘く見てはいけない。
宝珠院
ふと思い出した。増上寺から徒歩圏で、宝珠院に行けるはず。宝珠院なら並ばずに初巳の弁財天参りができるのでは…とルート検索してみた。
「16:30に営業終了」。まずい!後40分しかない!迷わず行けるか不安だったが、ご縁があったのか16時に到着できた。
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初巳の日に、無事にお参りできて良かった。
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弁財天社の前の、蛇様。女性たちがこぞって撮影していたので、私もつられて撮ってみた。
ここの弁財天様は、穴場かも。都心でアクセス至便なのに混んでいないし綺麗だし。閻魔様や阿弥陀如来様もいらして、心が落ち着く。