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【ソフトウェア開発】プログラムの影響調査
というわけで、ここんとこビジネスの基礎的なお話ばかりでしたので、久しぶりにソフトウェア開発について書きたいと思います。
なにぶん、私が
・ソフトウェアアーキテクチャ
・ソフトウェア品質
・プロジェクトマネジメント
・法令/規格
・人材教育
と色々なことに手を広げすぎ、且つ意外と周囲の有識者や管理職にはそういったリテラシーが低いのか、あるいは「自分は関係ない」と思ってらっしゃるのか、あまり話が合わない同年代が多すぎたせいで、少し説教くさくなってしまっているのかもしれません。
あー、そんな爺にはなりたくない。まぁ、知らないでいるよりは知っている方がいいんですけど。
さて、今回は「ソフトウェア開発」そのものについて、少し語りたいと思います。(Qiitaあたりに投稿してもよかったのでしょうが、いかんせん無精者なのであっちこっちに手広く行うのも面倒なもので…。今の私には、Twitterとnoteだけでもお腹いっぱいです。)
『プログラムへの影響調査』は様々なケースで起こり得るものだと思います。主には次のような時でしょうか。
・改修や再構築をする場合
・問題があって修正しなければならない場合
そう言った際に、対象箇所の特定や影響調査を行わなければならないわけですが、調査範囲が少しでも漏れていると後々必ず大きな問題となってしまいます。
また、大きな不良等を出してしまった場合、修正の影響箇所や類似箇所を確認する際にも、ユーザーに説明する時には、「これがすべてです」と言い切れる材料が必要になります。そうしなければ、ユーザーも安心して「いいよ」とは言ってくれません。そのためには、手当たり次第に調べるのではなく、論理的に説明できる調査方法でなくてはなりません。
これは、以前あるトラブルプロジェクトの解決に向かった際、不信感を募らせたユーザー様を論理的に納得させる時に、私なりにプログラムそのものの特性を考察し、まとめたものになっています(プログラム言語の言語仕様には左右されないものになっていると思います)。
影響調査パターンは大きく3つ
大別すると
・プログラムの新規追加、変更を行う場合
・プログラムの削除を行う場合
・プログラムの複写による再利用(使いまわし)を行う場合
ではないでしょうか。とはいえ、そもそも影響調査でいうところの「影響」とは何を言っているのでしょう。プログラムそのものは"性的"もとい"静的"なもので、コンパイルされてしまえばコンピューター自身がプログラムを書き換えることはありません。つまり、プログラムそのものが影響を受けるわけではないと言うことです。
では何が影響を受けるのか?
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