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嫌いという感情は自分を知るきっかけ

読書感想文

(漫画版)君の膵臓をたべたい

原作:住野よる 作画:桐原いづる


⚪︎嫌いという感情も自分を知るために重要な情報

自分たった1人じゃ
自分がいるって
分からない
誰かを好きなのに
誰かを嫌いな私
誰かと一緒にいて
楽しいのに
誰かと一緒にいて
鬱陶しいと思う私
そういう 人と私の関係が
他の人じゃない
私が生きてるって
事だと思う
私の心があるのは
皆がいるから
私の体があるのは
皆が触ってくれるから
そうして形成された私は
今 生きてる
まだ ここに
生きてる

私の事をここまで知れたのは、比較できる人が周りにいたからやったんや。と周りの人への感謝が1番に思い浮かんだ。

そして、人を嫌いな事はあかん事みたいな空気を感じるけど、その気持ちは悪いものではないのかと知れた。

何故なら、嫌いになる理由がきっとあって、その理由は自分を知るヒントになりうる。

そうか色んな人と出会う事は、自分をより理解できることと繋がっているんか!

就職してからは同じ病院のスタッフとばかり接してきた。

仕事を変えて、他の職業の人も知ってみたい!

どんな考えを持ってるんやろう。(海外で初めて住む時のワクワク感に似ている)


⚪︎周りがいなくても成立する魅力も素晴らしい

私の魅力は
私の周りにいる
誰かがいないと成立しない
誰かと比べられて
自分を比べて
初めて自分を
見つけられる

私はハッとさせられた。何故なら、他人を拠り所としない魅力には意味があんまりないと思っていたから。

人に認められない魅力は、魅力じゃないとさえ思っていた。

普段会話している時は否定されたくないので、相手に合わせて話す事が多い。

だけど子どもの頃、私にも自由な発想という魅力を持っていた。

だけど、その自由な発想を上手く言葉に表現出来ないので、無理やり言葉にしても理解してもらえなかった。

変な目で見られるのが嫌で、自由な発想は表面に出てこれないように隠した。

自由な発想があっても、人に認められないと意味がないと思い込んでいた。

私は周りの人に干渉を受けずにしたい事をすればいい。


まとめ

嫌いという感情も自分を知るために重要な情報
周りがいなくても成立する魅力も素晴らしい

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Seif سيف(高木恒介)
最後まで読んでもらえて嬉しいです