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UPLOAD、革命シネマ、pet、東京女子

最近見た4作品の感想文(Amazon prime×③ 映画館①)。


UPLOAD~デジタルなあの世へようこそ~

(海外/ドラマ)

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システム使用料を払う事で死後、オンライン上で生き続けられるサービスが提供されている世界の物語。

自分の楽しみを追求できる世界で自分が何をするだろうと考えるきっかけとなった。

人の行動や思考がどのように変化するのかを観察し続けていきたいし、音楽も続けていきたい。それぞれ私にとって興味と喜びだから。

ところで、死後の世界がこの世界とほぼ同じレベルにまで到達したら、生きている世界に価値がなくなるのかもしれない。生きている世界の意義とはなんだろう。

予想もつかない変化が起きる事って、意外とこの世界の楽しみなのかもしれない。


ようこそ革命シネマへ

(スーダン映画)

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スーダンの空気感を存分に味わえるドキュメンタリー映画。

政府に弾圧されようとも、自分たちが好きな映画のために活動する4人の映画監督の姿勢に感動した。

約30年間スーダンでは独裁政権が続いていたため、映画の上映が規制されてきた。スーダンで1年半活動してきたので、腐敗した政府が原因で物事が前に進みづらい事は体感したので理解できる。そんな中でもあきらめず、笑い話をし、誕生日を祝い合う4人の関係性はうらやましいほどに仲睦まじい姿だった。

独裁政権が市民のクーデターによって崩落させた今、スーダン映画が盛んになっていく応援をしていきたい。


pet

(日本/アニメ)

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人間はがどのような記憶の下で生きているかを考えさせられるアニメ。

主な見どころは頭脳戦、芸術的な描写、人間の弱い部分がよく見える(人に過剰に依存する心、トラウマな記憶)点。以上に加えて展開の速さ、伏線回収もある。

このアニメでは「ヤマ」と「タニ」という表現が使われる。「ヤマ」とはその人にとって最も美しく、大事で守りたい記憶。「タニ」とは最も辛くて悲しい記憶。

私の「タニ」は子どもの頃、母に何度も怒られた事、中学生時代の軽いいじめ、当たり前の事ができなかった大学生時代。

「ヤマ」の方がたくさん思いつくことがあった。小5で毎日泣くほど笑った日々、全力で指示を出しながらの高校サッカー、軽音ライブでの盛り上げ、全力で楽しんだプロのライブなど。



東京女子図鑑

(日本/ドラマ)

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東京に住む女子たちのリアルな葛藤を描写した約20年間の物語。

最近の私の流行として人の考え方が変わっていく姿に興味を持っている。そのためこのドラマにも興味を示したのだが、東京に先月末から住み始めたこともあって、東京女子達はどんなことを考えているのかにも興味を持ち、一気見した。(あくまでそういう考えの人もいるんだなという認識で)

一番驚いた事。それは東京では町ごとに色が全然異なる事。高級感や下町感、一人暮らしが多い地域など。その時々の気持ちに合わせて東京の中でも住む場所を変えられるという良さがある事を知った。

都会と一口に言っても様々な色があり、きっと地方でも同じことが言えるだろう。日本の地方の違いもいずれ知っていきたい。


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