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受験シーズン「漢詩の世界」

 漢詩(古代の歌)の中で著名な人のうち出題されやすい物をあげて見ました。特にその内容までは説明しませんが、参考文献を調べて読んでみると面白いですよ。古代中国人の幻想ファンタジーSFは味わい深い。

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詩経(作者不詳)
「桃夭(とうよう)」嫁に行く話と桃の葉を比較

楚辞(屈原)
「離騒(りそう)」(嘆きの詩):神話と幻想の世界

「七歩詩(ななほし)」(曹植):兄弟という言葉を使わず、詩を読めというお題、七歩歩く間に詩を作ってみろという条件付き

五言古詩
飲酒二十首 其五(いんしゅにじっしゅ そのご)
「飲酒(いんしゅ)」(陶淵明):隠遁生活中の陶淵明が酒に酔って達観した境地を詠んだ話


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詩仙・李白
「望廬山瀑布(廬山の瀑布を望む)」

詩聖・杜甫
七言律詩
「登高(高台に登る)」

詩人・白居易(白楽天)
七言古詩
「長恨歌(ちょうごんか:玄宗と楊貴妃の悲恋)」

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杜牧「清明(せいめい)」
牛飼いの少年に、「居酒屋ってどこにあるの?」っていう詩w

王翰
辺塞詩
「涼州詞(戦争に駆り出される男たちの悲哀)」

張継
七言絶句
「楓橋夜泊(ふうきょうやはく)」:孤独な旅愁

陸游(南宋の詩人)
七言律詩
「遊山西村(ゆうざんせいそん)」:旅人の歌

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王維
送別の詩
「送元二使安西(そうげんじしあんせい)」:友人が新疆安西都護府に出かける時の送別の詩、若さと友情を歌っている。

今回はここまで

アカシックレコード・リーディングNo. 20250102 なかつがわ🌟すばる

参考)

・有名な漢詩・名作集

・桃夭 詩経の代表的な詩「桃夭」を解説します

・離騒

・七歩詩 曹植の「七歩の詩」の真相は!?

・飲酒二十首 其五

・登高(杜甫)

・長恨歌

・清明(杜牧)

・涼州詞

・楓橋夜泊

・遊山西村 山西さんせいの村むらに遊あそぶ

・送元二使安西






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中津川 昴 / Subaru Nakatsugawa
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