「老い」を魅せるインディー:『運命のダイヤル』感想
少し前に『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観た際の感想をこのブログでご紹介したことを覚えていらっしゃるでしょうか。
今日はまだ語りきれなかったことなど、お話ししたいと思います。
それは「老いる」ということについて
新作の『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』では、主演のハリソン・フォードが80歳の節目を迎え、「老い」が作品全体のテーマとなっています。
おじいちゃんがアクション映画の主人公だなんて、これだけでも革新的だと思いませんか?
確かに、若き日の彼のようなダイナミックなアクションは期待できないかもしれません。けれど、この映画はその辺りを斬新な手法で巧みに「魅せる」ことに転じる工夫にも満ちています💕
🎦 CGの魔法で若きインディーが再び
映画が始まると、見慣れた30代のインディーが再びスクリーンに登場します。彼の熱演と過去の映像を巧みに組み合わせて再現されたものだと聞きます。
このシーンには評価が分かれるようですが、AIの時代が到来し「人の死はなくなる(元気だった頃の言動や映像がAIの力で鮮やかに甦る)」と語られ始めた今、新しい時代の幕開けを感じさせる演出になっていると思います。
インタビュー映像【最後の冒険が始まる─】「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」
🎦 魅力溢れるヒロインの存在
今回のヒロインのヘレナ。私自身、女性として見ても魅力に満ち溢れた女性だと思います。
「美しい女性=従順」の古いヒロインのステレオタイプを真っ向から覆すワイルド感💪✨
男性が活躍する傍らで、女性は悲鳴をあげながら逃げ惑うという、古いイメージにはもうさよならです。
🎦 「老い」への深い洞察
定年退職を迎えると、誰しも落ち込むものです。今回は誰にも相手にされなくなったヨボヨボのインディーが主人公。
かつてギラギラしていたインディーも、今は自信を失いかけた1人のおじいちゃん。不老不死も当たり前のようなこれまでの冒険映画に求められてきたヒーロー像とはかけ離れたような主人公なんですが、「老い」というものに片足踏み込んだ私には、それがとても身近に感じられました。
劇中では時計が頻繁に登場します。人生の終盤に差し掛かると、誰しも「時間」について真剣に考えることが多くなるのではないでしょうか🕰️
物語は1969年。時代からすっかり取り残され、しょぼくれたインディーの老体をムチ打つように「マジカル・ミステリーツアー」の爆音が鳴り響きます。
さあ、みなさんも彼と一緒に、人生の終盤を彩る冒険へと足を踏み出してみませんか? と、、
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