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社会人6年目を迎える私が過去の自分に伝えたいこと
今年の4月で社会人6年目を迎えます。
いや〜早い。すごく濃かった。
このまる5年で学んだことってなんだろう?過去のわたしに何か伝えられるとしたら、何を伝えるだろう?と振り返ったことを言葉にしてみます。
大人って大したことない
わたしは「働いている大人」は全て、尊敬に値する素晴らしい人間なんだと思っていました。
大人というものに高すぎる期待を持っていたのです。
実際は大人だからすごいというわけではなかったです。
不誠実な人もいる。
「なにも考えてないじゃん」とツッコミたくなるような人もいる。
みんなそれぞれの人生があって、それぞれに必死。
それがいい悪いとかではなく、そういうものなんだね〜というだけのこと。
何年生きたか、何を経験したかではなく、自身の人生とどう向き合っているかが、人を見る上で重要な観点なんだと思うようになった。
みんながみんな尊敬できるような人ではないけど、自分を気にかけてくれる優しい人もいるし、尊敬できる人にもちゃんと出会えています。
自分の軸を磨いていく
学生時代と違って、生きている環境が違う、世代が違う、いろーんな人との関わりばかりになります。
みんなそれぞれの立場から意見を言うし、語ります。
だからAさんはこう言ってた、Cさんはこう言ってた、なにが一番良いんだろう?と悩むことも多かったです。
わたしは正社員をやめて派遣で働くことを選びましたが、「もったいない」とやたら言ってくる人もいました。
その人はその人の後悔からの発言なのだと思いますが…。
わたしは適応障害で働けなくなって、働くことや人と関わることが怖かったんです。
でも生きるために働かなければならないから選んだ派遣という働き方。
相手はわたしの事情を知らないから仕方がないのかもしれないけれど、当時はもやもやしていました💭
いちいち迷っていたら頭と心がパンクするし、あらゆる方向を気にしていたら身動きが取れなくなってしまいます。
自分の軸があれば「確かにこれは大事だ〜」「それはちょっと違うんじゃ?」と判断できるから、全てのことに迷う必要がなくなっていきます。
自分の軸を作っていくのは、簡単ではないし時間もかかって大変なんですけどね…!
得手不得手、好みを理解する
高校生の頃のわたしは、自分はバリキャリになるんだと思っていました。
周りの人から頼られ尊敬され、忙しくも活き活きと笑顔で働く自分を想像していました。
ところが実際に社会人生活がスタートすると、不安でいっぱい、ぜんぜん笑顔になれず毎日泣く日々。
適応障害をきっかけに自分の得手不得手を知ろうと自己理解の勉強をはじめました。
手先が器用とか能力の部分はもちろん、環境も合う合わないがある。
得意を見つけるのが難しいなら、苦手を見つけてそれをなるべくしなくて済む環境や手段を選ぶことで安心感を持てるようになっていきます。
わたしは数年かかりましたが、得意なことで楽しく生きる道がどんどん広がっています。
苦手なことは人に頼ったり、取り組み方を工夫したりできるようになりました!
すべてを完璧にこなす必要はありませんし、あなたの心さえあれば生き方は選び直せます🕊
心に居場所を作る
「親や周りの人が期待しているであろう自分」を頑張ってこなしている人も多いのではないでしょうか。
わたしもそのひとりでした。
演じることで成功していける人もいるけれど、きっと多くの人がそんなに強くない。
そういうふうに強くあろうとすることは、繊細さを失っていくということだと思います。
そんなふうに強くなろうとしなくてもいいんです。
「みんなの期待に応えるために頑張ってきた」と、まずは自分の頑張りを認めてあげましょう?
もしかしたらそれを否定してくる人もいるかもしれません。
あなたの心のなかに、あなたを否定する人が住み着いているかもしれません。
もし否定してくる人がいたら、あなたはそれに傷ついたらいいんです。傷つくことは自然なことです。
もし可能であればその人と距離をとってください。
もし心の中で否定してくる人が出てきたら「後で話を聞くから、今は別の部屋に行ってくれないかな?」と伝えて、不安がっている自分をヨシヨシしてください。
頑張ってきたという自負に居場所を作ってあげてください🤝🏻