仕事に向かう道
夏のような朝だ。
草や花の蒸すような香り。
肌が空気に触れる懐かしい感覚。
日差しに細める眼はどこか笑顔のよう。
駅までの道を歩いていく。
今日も一日が始まる。
仕事について、考える。
何のために働いているのかと、問う。
仕事とは、生きる意味でなければならない、ような気がする。
仕事をしてなければ、生きる意味がない、という意味では決してない。
ただ、
仕事は、生きる意味でなければならないのだ。
家族を養うお金、でもいい
好きなこと、でもいい
世のため人のため、でも勿論いい
何でもいい
仕事は、生きる意味と繋がっていなければ
ただの苦行となる。
人生で最も時間を費やす「仕事」
人生は一度しかなく、人は死に向かっている
働くとは。生きるとは。
その問いは静かに深みで結ばれている。
S.D.G (yus)
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