ストレスをエゴで考えてみると
空腹は最もエゴが嫌いなものです。
エゴはわがままという意味合いで使いますが。
別の言い方をすると、生きようとする生存本能です。
独占欲求のあるエゴは、
心理学で使われる用語で、
自我、自尊心を意味します。
もう一つは
利己主義という意味の「エゴイズム」を短縮した言葉としてのエゴです。
現代の日常生活で使われるエゴは、
後者の意味合いが強くなっています。
独占していると生き延びる確率が上がります。
ファイティングポーズを取るような、好戦的になりやすい。
ストレスや悩み、しんどさ、我慢、自分のストレスの原因は外側の環境と思っている人。
ストレスは何で・・・の繰り返しが多いと感じる。
ストレスは自分の内側から、ペットのように一心同体に感じる。
失うものをいつも恐れている。
〈エゴが一番恐れているものは?〉
答えは死です。
”死”に繋がるいろんな要素をエゴは恐れています。
皆さんは、死に繋がる概念、出来事は、
どういうことが挙げられますか?
家族の死、借金、天災、ウイルスetc.
自分では、お金をなくすこと、尽きること、老いることetc
人で言うと、年齢を言われるのが嫌、も感情コントロールが難しくなったりする。
現在で言うと、重症化や病気になること、食べられないこと、食事にありつけないこと、お腹が空いているのに食べられない、飢餓状態が続くとストレスです。
けど、それを積極的にやってみたらどうなるか?
私で言うと、デトックス、断食かもしれない。
今回、一日二食にした結果、分かったことは、食べられないという状態に自ら飛び込むことで、逆にそこには「安らぎ」が生まれることに気づきがあった。
だからエゴが嫌う状況を積極的に体験させてあげると
エゴを超越することができたり、
エゴを包み込むことができる。
瞑想を習慣にしている人は、これができていると感じる。
瞑想もエゴは嫌う。
座ってじっとしているとどんなことを言われても静観、内観できる。
エゴは「無」の状態を嫌う。
何かやれ、働け、それ意味あるの?
人間一人一人がより多く餌を与えられた方が勝つ。
【優しい=真我 攻撃的=自我】を人は両方持っている。
なので、自分や他者に対して暴力的な言葉使いを止める。
攻撃的な方に多く餌をあげてしまっている。
優しい自分を選ぶと、優しい方に多く餌を与え続ける。
朝晩瞑想するのと、
朝晩攻撃的なテレビを見る、スマホをチェックする。
SNSは紙一重で、繋がりを持続するのには良いが、
攻撃的情報を調べ過ぎるとしんどくなる。
寂しさを紛らわす、暇をつぶす、
投稿して「いいね」を気にする。
無意識的にスマホチェックや
起きてすぐにコーヒー、カフェインを摂るのも
エゴ好きなものである。
私はアーユルヴェーダの教えから、
白湯を飲んでいると、朝から優しい気持ちが流れていると感じている。
寝る前に浴びるように酒を飲むと、眠りやすいかもしれませんが、
攻撃的に寝てしまうので、目覚めが悪くなる。
寝る前にハーブティーを飲むといいらしい。
一番エゴを変えやすいのは「食事」で変化すると体験的に感じた
一個一個の判断で優しい方や、攻撃的な方を
どちらに与えているのか練習している。
覚えてほしいのは、自我(攻撃的)があり、
自分の中に真我(優しい)、
自我は生き延びようとする生存本能である。
なので、独占したり、支配したがったり、一方では失うことを恐れたり、いつまでも悲しんでいたり、寂しさに浸ったり、自分を責めたりするような性質で、最大に恐れているのは「死」であり、失うことであり、老いること、病気になること。
暴力的にお金を使う事や
節約を恐れからすることは自我で、
愛から節約するのは真我です。
大切な自分をおもてなしする。