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2024年9月の記事一覧

プリズン・ブレイク

大旋風が起こりすぎててあえて観ていなかった作品、そして今更って思っていて数年、アマプラさんに来たので流し観しながら仕事。 世間が大騒ぎする程面白いとは感じなかった。 ハラハラもドキドキも全然感じない。 シーズン1で燃え尽きてない?ってくらい中だるみが酷い。 話しが進まなくてだるい。 いったいいつ脱走すんだよ!って3回くらいテレビにツッコんだ。 意外な俳優さんが出ているので、そこは楽しめました。

落下の解剖学

この作品の『解剖学』とは、人体の構造を明らかにする方ではなく、家族を明らかにして行く方の解剖と言って良い。 あらすじを読むと犯人を捜すサスペンスを思わせる、いや、間違ってはいないけれど、重きを置いているのは『家族ドラマ』である。 プロローグでインタビューを受けているのに音楽をガンガン大音量で鳴らしているシーンがあるのだけれど、あれはマジでイライラしたわ、画面に手を突っ込んで髪の毛引っ張って振り回してやりたいと思いました。 まぁそれはさて置き、法廷で1つ1つ家族が、家庭が解

ハンナ

シアーシャ・ローナンさんの個性的な魅力が光る作品 山奥で暮していたと言う事で、通常の人との接し方を学んでいない。 なので見るからにおかしな対応をするのだけれど、そればかりが目立ってしまい、コメディ色が出てきてしまうのが残念だった。 肝心な格闘手テクニックとやらも、作品紹介に特筆して書く程でもなく、伝大敵にダラダラと時間が流れた印象。 もう少しコンパクトに整理したらテンポも出て観やすかったかもしれないなぁ、キングスマンのように。

ジョーカー・ゲーム

亀梨さんが好きなので、出ている作品は殆ど観る。 しかしながら、これは近年稀に見る辛さだった。 映画である必要があったのだろうかと思う程見ていて苦笑いの連続。 アクションももっさりで、その中にオシャレさを加えているつもりなのだろうけれど、カッコよくも無ければオシャレでもない、ただただしんどい時間でした。 とは言え、こんなもんだろうと思って割り切って観れば許せないレベルではないが、個人的には『日本にスパイ映画は無理』と感じざるを得なかった。 どうせならもっともっと馬鹿らしいけ

あんのこと

生活感、生活描写がとても丁寧に描かれているのが目を引いた。 けれども、登場人物それぞれの背景が全くわからない、てゆーか色々と省略されているように感じる。ちょっとだけ匂わせて、観る人がその香りを感じ、嗅ぎ分けて考察または理解してくれと言ったところだろう、でもそれをしないからこそ、演技に目が向けられたのかもしれないですね、そういう意味では女優さんにスポットが当たって大成功なのでしょうかね。 主人公が更生の道のひとつとして『介護施設』を選ぶ。それは前に母親の暴力から祖母が守ってく

タコゲーム

超絶スゲーインフルエンサーなのに住んでいる家がショボくて、ゲームに使う機材や衣装、ゲーム自体もショボい。残虐シーンは雰囲気だけでそのものは写らないから酷さが伝わらない。殺害方法も一辺倒で飽きる。緊迫感も恐怖感もまるでなし、ゲームにも面白さががない、全体的に地味で… 要するにクソ映画。

黒の女教師

ありがちな問題解決ドラマではあるが、魅せ場は榮倉奈々さんの怒りのハイキックと言う変わり種。 榮倉奈々さんの高身長から繰り出すハイキックはなかなか美しい。序盤はカットでごまかしているが、回を重ねるとカット割りではなく全体が映る引きの時もあるのだが、下手なアクション映画の女優さんよりも余程美しい。 この『愚か者ハイキック』がクセになるんですよね。 それではご覧ください。 襲い来るババァにカウンターハイキックが最高過ぎる。 そしてクラスメイトのほとんどが今煌めきまくってる俳優

盲剣楼

盲目の剣士と言うビジュアルだけで、座頭市では?と思ったら座頭市のリメイクでした。 時間も時間だし、ギュ!と圧縮されているのでコンパクトで観やすいです。主人公の圧倒的強さに対し、敵が弱すぎるのと、悪がはびこる世界のはずが、至って平和な感じしかしないのと、ボスが雑魚過ぎるのが残念だったが、主人公のアクションは素晴らしくて、見るに耐えました。 まぁわざわざ観る必要もないレベルではあるが、観て損した気分にはならない作品でした。

シン・クロコダイル

映画をたくさん見ている人であれば、色んな映画の印象的なシーンの寄せ集め感を感じる、悪く言えばパクリまみれ。 映画をそんなに見ない人であれば既存感が邪魔をしないので観やすいかと思います、寄せ集めだけあってテンポもいい。序盤の模型感が凄いワニと中盤からの割と質のいいCGのワニ、そして後半はそのミックスで違いがはっきりし過ぎはのは愛嬌。 中国のパニック映画って基本的に良い人の集まりなので、宗教が誕生したり、罵りあったり、ギャーギャーわめいて周りを不安にさせたりがほぼ無いので、見て

十二人の死にたい子どもたち

ディスカッション映画って感じ。 同じワンシチュエーション系なら圧倒的に『キサラギ』の方が面白い。残念ながら途中で止めようか迷っているうちに寝てしまったので、内容全くわからず。死にたさも伝わらず、それぞれが背負ってる辛さとかとかも伝わらず、本当に死にたいの?死にたいのに話付けてやってもいいよとかよくわからなくて、死にに来たんじゃないの?ってツッコミいれちゃう感じで頭の中がニヤニヤしてモヤモヤする。私が理解できていないのだとは思うけれど、多分死にたい気持ちはあるけれど、だんだんと

エボラ・シンドローム 悪魔の殺人ウィルス

ハーマン・ヤウ監督とアンソニー・ウォン主演ってだけで『やってくれそう』って気持ちしか湧かない。1996年と言う古さを全く感じさせない、いや、今見るからこそ斬新で大胆で過激さを感じるのかもしれない。 主人公が鬼畜過ぎて、更に1000万人に一人の耐性の持ち主と来たら無双状態で、救いようのないループさがとても好きでした。 古い作品と言っても映像は綺麗だし、Amazonプライムでは日本語吹き替えはありませんが、逆に日本語じゃない方が音響や荒ぶる声がキンキンと耳に響いて臨場感ありま

キラー・ナマケモノ

アニマトロニクスに拘ったせいで残念な結果を招いた印象。 バッチバチのCGでハイブリッドなナマケモノにした方が良かった気がする。 まずナマケモノが全く掘り下げられていないので『はぁ?』ではあるが、舞台が女子大生の寮なので、画面に華があるのは間が持つし、その女子大生がザックザクと殺害される展開は気軽に観れるので良い。 とは言え美女揃い!!!とは言えないけれども。 どこかギズモを思わせる愛くるしいナマケモノが襲うって設定であるが、結局はナマケモノのぬいぐるみを抱っこしてやられて

闇金ドッグス1~3

非常にリアリティがあって、人間の闇を覗いた気分になる。 山田裕貴さん割と好きなので、安心して観れました。 時間も丁度いいし、人間が壊れていくプロセスがとても丁寧に描かれており、恐さもしっかり描かれている、ラストのオチもビタ!とハマった。 ちょっと物語的にはダルさを感じた。 この手のストーリー展開はアリがちなので、仕事しながら流し観で丁度良かった感じです。重いには重いけれど、サスペンス劇場って印象。 ラストの軽いノリは好きでしたけど。 一作目のクビになったアイドルが再び登場

キセキの葉書

実話ベースの物語ですが、葉書5.000枚って話しだったが、その大変さは映画からは残念ながら感じない、100枚買うシーンがあるので、300枚程度かな?って感じてしまう。 映画としては感動する人はすると思う、展開も懸命に生きている感じはあるのだけれど鈴木紗理奈さんの無駄なアップが多くて「??」ってなる。家族関係の描き方も薄っぺらくて伝わってこない。 何度か良いシーンがあったものの、映画としては個人的に何も残らなかった、んー…押し付けてくる感じが私は嫌なんだと思う。 だが鑑賞後