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手書きの効能
下手の横好きと言われても。
文字、絵、チャート…何でもいいのだが、私は手を動かして書くのが好きだ。好きというのも照れ臭いくらい、日常に染みついている。
スマートフォン、タブレット、PC…デジタル端末が生活の大部分を占めて久しく、私もその恩恵を受けているのだが、それらガジェットを使うのと同等かそれ以上の量の絵や文字を、私は今も紙にペンで書いている。
やーいアナログ人間、と笑われるだろうか。
それでも手を動かして何かを書く・描くということに、私はいつも救われる。
①仕事・勉強関連
学生~勤め人時代~現在に至るまでも究極のメモ魔なので、授業中のみならず学習中・ミーティング中は常にノートやルーズリーフにガリガリと書きつける。誰かが言ったことや、それについての所感や疑問。
見返すことはかなり少なく、書くことで「脳内の整理→記憶」を同時にやっている。
頭のよいほうではないので図解で理解したいらしく、文字やイラスト・チャートを組み合わせて書くことが多い。
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デジタル端末で入力したほうが勿論速いし、修正が容易だという点ははるかに優れているが、入力したものは何故だかすぐに忘れてしまう。
②手帳・モーニングページ
昨年noteにてご紹介したモーニング・ページは、毎日とはいかないが現在も続いている。
朝の20分は大変貴重でA4で1枚埋めるのは骨の折れる作業だが、モヤモヤ・そわそわ·イライラしているときに「自分はいま何を求めているのか・不満に思っているのか」に気づくことも多い。
noteを読んで実践してくださった方からも、「書くととにかくスッキリする。」とのお声をいただいた。
手帳には、とかくタイムリーなことを雑記している。くだらないことも意義深いこともくだらないことも(比率)書く。
あぁ、11月に入ったということは、また来年用の手帳を物色せねばならない。
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③手紙類
ジェンダー論に触れたいわけではないが、女性は男性よりも人生で手紙を書く機会が多いのではないかと思う。
中高生のときはノートの切れ端にもう本当に意味もないメッセージを書いて回しまくっていたし(「放課後あそぼ。」とか口で言え。)、その後も友人・知人と誕生日・旅立ち等の折にふれて手紙を送りあっている。
読み返すと顔が赤くなるくらい少女めいたものも多いが、そのときどきに真剣だった私たちの様子が窺え、断捨離魔の名折れと言えるほどすべて大切に保管している。
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メールもLINEもDMもある。
オンラインでも想いは伝わるし、既読か否かまでもわかる。
でも文字には人柄があらわれ、文章の癖があり、その人が便箋も言葉も選んだ時間があり、特別な熱がこもっている。
私はこれからも大切な人に宛てて手紙を書くだろう。
「書く」ことは自分をうつす。
勉強、仕事、メモ、手紙、いづれにしても「書く」ということは自分をうつす行為だと思う。
手を動かしてアウトプットすることによって、思いもよらない自分の姿と対面することになる。
自分は何を好み・嫌い、何に迷い・感動し、どこへ行き、誰とどんな関係を結ぶのか。
裏を返せば「どんな自分になりたいか」
も書いたら、そちらへ寄るのかも。
さて、みらいの私は。
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