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Well-beingとWell-doing

昨日ふらっと本屋に立ち寄ったときに目に入った”Well-Being x Well-Doing”という言葉が気になって、早速Kindleにダウンロードして読んでみました。


石川善樹さんの「フルライフ 今日の仕事と10年先の目標と100年の人生をつなぐ時間」という本。


フルライフ(充実した人生)を送るために、時間の使い方に戦略をもつことの必要性を説いています。
その中で、仕事人生を3つのステージ(ハードワーク期、ブランディング期、アチーブメント期)に分け、ステージごとにWell-Doing(よく“やる”こと)とWell-Being(よく“ある”こと)のバランスがどう変化していくべきか、各ステージでのWell-DoingとWell-Beingにおいてそれぞれの重心をどこにおくべきか、といったことを説明しています。


詳細はぜひ本を読んでみていただければと思いますが、
私が印象に残ったのは、Well-being(よく“ある”こと)とWell-doing(よく“やる”こと)のバランス、という考え方です。


Well-beingについて考えるとき、”個人の幸せ”にフォーカスした議論がされることが多く、“ハードワークや社会人としてのキャリアの追求“はどちらかというと相反するものと捉えるような風潮があるように見受けられます。


ですが、これは本当にそうでしょうか?


これに関連して、実は、私には壮大な夢があります。




個々人がWell-beingな状態であることが、企業や社会のパフォーマンスの最大化(=Well-doing)に繋がる仕組みを作りたい




ここ数年間、自分の心の動きと仕事のパフォーマンスを振り返ってみて気付いたのですが、やっぱり「好きなこと・興味のあること・ワクワクすることをやっている時が一番仕事が捗る」んです。
逆に、自分に自信が持てなかったり、なかなかモチベーションが上がらなかったり、ネガティブな気持ちが心に充満していると、結果的に仕事でもうまくいかなかったりする。

これはなにも、「好きなことを仕事にしよう!」とか、「憧れの海外生活をしながらPC一台で仕事をしよう!」と言いたいわけではありません。
むしろ、いくらテクノロジーが発達したとしても、しばらくは大部分の人が何らかの企業や組織に属して仕事をしていくことになるのだと思います。

例え組織に属していても、みんながワクワクした気持ちで仕事ができたら、その組織のパフォーマンスはとても高くなると思いませんか?
もし日本全国の社会人が、生き生きとしてモチベーションに溢れた人ばかりだったら、日本の生産性は今よりもっともっと高くなると思いませんか?
考えていることは単純かもしれませんが、それでも、実現させる可能性はあるのではないかと私は本気で思っています。


ただ、この夢を実現するには課題が沢山あります。

①そもそも、自分にとってのWell-beingな状態が個人レベルで明確化していない現状をどう変えるか?
(自分と向き合う時間が少なく、なにがしたいか・自分にとってどのような状態が好ましいかがわからず過ごしている人が少なくない)

②企業が従業員のWell-being度を高めるためにはどのような環境の提供が必要
か?

③従業員のWell-being度が高まったとして、それをWell-doingの最大化につなげるにはなにが必要か?(必須スキル、評価やフィードバックの方法は何か?)


夢と言いつつ本業は人事とも全く関係ない職種なので、側からみれば趣味程度の活動ではあるのですが、

今は本を読んだり、勉強をしたり、夢を語ったり、noteで発信をしたり、そんな毎日の積み重ねが私の壮大な夢の実現につながることを願って過ごしています。

今日も読んでくださりありがとうございました。
みなさんにとって素敵な1日になりますように!

Studio Well-being
Yu

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