Kの向くままにおススメ映画『ファウスト』短文紹介
【欲望の為 悪魔に魂を売る映画】
ゲーテの『ファウスト』より翻案された作品。
原作は、学者(ファウスト)が悪魔(メフィストフェレス)と契約し、死後の魂と引き替えに現世を思い通りにできる という内容。しかしこの契約の結末は残酷なものでした。
一方、本作の悪魔は質屋を営むセコい奴(マウリツィウス)で、ファウストの欲望もなかなか思い通りになりません。ラストはファウストがマウリツィウスとの契約を反故にする事で、悪魔の残酷さよりも人間の醜悪さを描いているように感じました。
本作のメッセージは、監督の言葉がそのまんまで解り易いです。
金で他者や経済を支配する人や団体は根本的にマウリツィウス(悪魔)と同じって事です。
逆に言えば、Kのようにお金ない人はそれなりに慎ましい生活で満足しないと。借金とかローンとかで人生の選択を奪われる事は悪魔と契約するのと同じかもしれませんね。
そんな監督の言葉に大体賛同。そして作中でも納得できる名言多数なのが高ポイントでした。
ほぼ同意。
涙の震え声でこのセリフを放つワーグナーが異様過ぎて怖い。
しかし悪の象徴を金とするなら善の象徴は何?直ぐに思い付く人いる?
…残念ながらワーグナーの言う通りなのかも。。
ところで、、そもそも論。女の子とお付き合いする為に魂売るの?アプローチとかも全般気持ち悪いしもっと普通に自然にアタックできないの?(Kは普通にできないので魂売るしかないかな、、)
まあでも、なんにせよ悪魔と魂の契約はしない方が良さそうですよ。どんなお話調べても代償の方が大きいので、、。
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