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50代で脱サラしたら健康になった話


人間ドックの結果が届いた!

先日人間ドックに行ってきたその結果が届きました。結果は全ての数値が以前に比べて改善しており、ほぼ問題なしというもの。いやぁよかった。

実は、会社員時代から人間ドックに年一度、夫婦で通うのが僕たち夫婦の習慣でした。
そして会社員時代の僕の結果はいつもC判定。メタボを原因とした中性脂肪、悪玉コレステロール、高尿酸値、高血圧、みたいないわゆる生活習慣病のオンパレードみたいな状態でした。

でも、忙しいからという理由でろくに治療もしていなかった。
会社員時代は人間ドックに行くことが義務みたいになっていて、それを治療しようということに意識が向いてなかったんです。

フリーランスになって自分の健康に気をつける心の余裕ができた

フリーランスになって時間が自由にできるようになって気づいたのですが、僕は自分の健康に興味がなかったわけではなくて、健康のために時間を使うことを嫌がっていたんだと思います。

仕事で強いストレスを常に受けていたため、出勤前の朝、帰宅後の夜、休日などの仕事から解放される時間が自分にとって「ストレスを解消するための貴重な時間」になっていて、その貴重な時間を「健康維持」という緊急性のないものに消費されたくなかったのだと思います。

それがフリーランスになって、朝目覚ましをかける必要がなくなった途端、自分の意識が180度変わりました。健康以上に大事なことなんてない、と思えるようになって、健康維持に時間を使えるようになったんです。

その結果、今回の人間ドックの結果はほぼ全ての項目でA評価方向に変化しました。血液関係も血圧も正常。体重も減って、いろんな所見が消えていました。唯一尿酸値だけ少し高めということでしたが、C評価だらけだった以前に比べれば劇的な改善と言えると思います。

でも体重はまだまだ多め、減量しなくちゃ。

フリーランスになって食事が変わった

会社員時代は朝食は抜きでした。朝は少しでも長く寝ていたい、そんな感じでした。
昼は社員食堂とかオフィスの近くで外食でした。短時間で食べられる麺類ばかりかき込んで食べていた気がします。
夕食は遅い時間だと外食して帰るか、コンビニやスーパーで買った高カロリーなお弁当やお惣菜を食べたりしてました。栄養バランスも何も考えてなくて、食事は仕事のストレスを発散するために食べている感じでした。
共働きで子供がいないと夫婦ともこんな感じになっていくんですよね。

ところが、フリーランスになって僕の食事は一変しました。自炊するようになったこともありいろんなことに気をつけるようになりました。

まず、3食欠食しない、これを守るようになりました。そして食べる時間を固定するようになり、朝は7時過ぎ、昼は13時くらい、夕食は夜7時前には食べてしまうことが習慣になりました。

食事内容はPFCバランス、つまり脂質と食物繊維と糖質のバランスを考えたメニューになるよう考えて自炊してます。必然的にや野菜や肉・魚、そして豆腐や納豆などの豆料理が多くなり、糖質は抑え気味になります。

そして間食をしなくなりました。どうしてもお腹がすいた時はミックスナッツなんかをポリポリしています。飲み物はお茶、ブラックコーヒー、豆乳、トマトジュースみたいなものを飲むようになりました。

ストレスを解消するために食事をする、という感覚はすっかり消えてしまいました。

フリーランスになって運動が変わった

毎朝朝食後30分のウォーキングが日課になりました。会社員時代の朝は分単位の忙しさだったので、フリーランスになってすごく心に余裕ができたんでしょうね。

自分の中でウォーキングコースもいくつかできて、大きな田んぼの周りをぐるっと回ったり、住宅地を抜けてちょっと離れたコンビニを往復したり、川沿いの土手道を歩いたりなど、その日の気分によって変えています。

そして今年から2週に1回程度の割合でゴルフに行くようになりました。実は自宅から車で10分ほどのところにゴルフコースがあり、生意気にも今年からメンバーになって真面目にゴルフしてます。平均スコアは90くらいの腕前です。

そして週に一回はトレーニングジムに通って筋トレしてます。軽く下半身と胸筋、背筋を鍛えるマシンを使う程度ででガッツリやるわけではないですが。

フリーランスになって睡眠が変わった

会社員を辞めたその日から一番変わったのが睡眠だったと思います。会社を退職してきた日の夜、スマホの目覚ましのセットを解除した時の開放感、今でも忘れられません。次の日から朝は、眠いなら寝てる・起きたくなったら起きる、というスタイルに変わりました。それは大きな変化をもたらしたと思います。

会社員時代は「明日仕事だからもう寝なきゃ」という寝方をしていました。だから「もし眠れなかったら明日の仕事に響く」というプレッシャーを感じていたので、いつも寝付きは悪く、夜中に覚醒してしまって仕事のことが頭に浮かんで眠れなくなる、なんてこともしょっちゅうでした。

ところがフリーランスの生活は「眠れなかったら明日の朝好きなだけ寝てればいい」ということになるので、「寝なきゃ」というプレッシャーがないので逆にすぐ寝れるし、寝不足だったら昼寝すればいいので気楽なものです。
その気楽さが「眠れない」という状態を遠ざけて、質の良い睡眠が取れるようになった原因だと思います。

結果、睡眠のリズムは逆に規則正しくなりました。目覚ましは使ってませんが、大体24時前には寝て7時過ぎに起きる、がパターンになっています。

じゃぁフリーランスは健康な生き方だと言えるのか?

じゃぁこの結果がフリーランスだからなのか、というと僕の場合は相関関係はあると感じていますが、全ての人にとってフリーランスであることと健康の間には因果関係があるというわけではないと思います。

会社員は健康診断を義務付けられてますが、フリーランスは自分の意思で健康診断も人間ドック受診しない、という選択ができますよね。だから人によってはフリーランスの方がむしろ寿命を縮める、なんて人もいるかもしれません。

でもあくまで僕個人の感想としては、あのまま会社員を続けているより今のフリーランスの生活に50歳過ぎから入れたことで、10年くらいは寿命が延びたのではないかと思い込んでいて、だから僕にとってはフリーランスになることは健康になることと言えます。

目下の目標は、60歳になって定年を迎えた妻と一緒に世界旅行に行くこと、そのためには健康でいなきゃ。

studio Kのホームページはこちらから。

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