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進撃の巨人最終回139について

#進撃の巨人 #ネタバレ 最終回に絶賛しかない方には水を差す内容かもしれません Twitterで投稿した所感を振り返り、日を置き、様々な意見を見聞きしたうえで、自分の感想を改めて書く まず、絶賛だけが感想ではないと主張します 愛すること=肯定がすべてではない それは作中でミカサがエレンにした行動と通じます 異を唱えることと、悪質な動機によるヘイトとは完全に異なるものです 誤解されたくない ですからこれはヘイトではないことを強調します 私はファンですし、ファンアート

    • 偶像によってもたらされた苦楽

      先日、私が初めて深くファンになった架空のキャラクターの最期が描かれた 彼女を初めて見た時は特別な印象はなかった しかし、なぜだか日に日に心を捉えて離さない存在になり、ファンアートなるものを描くようになり、同じファンの方と交流してみたいという動機でTwitterアカウントも開設するに至った 私は幼少期から絵を描いていたが、頭に浮かんだ世界やオリジナルキャラクター、重機や瓦屋根などの無機物を描くことが多く、似顔絵や、既存のアニメや漫画などのキャラクターの模写を描くことはほと

      • いただいたご感想について

        先程、ふとpixivのマイページを見たら、DMが届いていました とても正直で丁寧な口調のメッセジです 初めて2次創作に関心を持った2年程前に公開し、現在は非公開にしている2次創作漫画に対するご感想です そのご感想は非常に熱く、重い、感情的なものでした 一言一句すべて、その創作物を肯定し、描いた私の葛藤や心情に寄り添うものであり、単純に嬉しく思いました また、ご自身の創作活動で悩む度に閲覧していたということ、非公開の現状を嘆いていること、今後も露悪的な内容を描き続けて

        • 修学旅行時に漫画を持ち込んだ話[0]

          当時は高校生であった。 「漫画家になれたらな」という漠然とした思いを抱いていたが、今思えば世間知らずでのほほんと生きていた私は、表現者になるにはどのような行動を起こせばいいのか具体的に解らずに悶々とした日々を送りながら、とりあえず落描きをしたためていた。 "世間知らずでのほほんとしていた"というのはどういうことかというと、同級生達が芸能人や流行の歌に夢中になっていたり恋仲さん()ができたり、エロい雑誌を回し読みしてキャッキャウフフしていたりしていた中、どうにもそっち方面に

          忘れられない話

          ふと思い出した忘れたくない話です ティーンにもならない頃、母と何かしらのイベントに出かけた そこで体験型のコーナーに参加した 軽いクイズが出され、子どもたちは左右エリアに移動して回答するというルールだった 一問目、今思えば子ども向けでもなく、大人でも判断できないような個人的な問題がだされた オイラは自分なりの根拠があって左に移動した 当初は何人か同志がいたが、右に移動した子が圧倒的に多かった MCのお姉さんの"今なら移動Okだよ"という促しもあり、右に移動する子が

          忘れられない話