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代謝を上げる栄養素マグネシウムの6つの働き
こんにちは、maruです。
マグネシウムは
「ミネラルの王様」
と呼ばれています。
多くの酵素反応を支え
筋肉や神経の働きを
調節したり骨の形成にも
関わっています。
この記事では
不足すると健康になれない
「マグネシウムの重要な6つの働き」
について、話していきたいと思います。
代謝を上げる栄養素『マグネシウム』について
マグネシウムは
カルシウムやリンとともに
骨や歯の形成に必要な栄養素です。
成人の体内には
約20~25g存在していて
そのうちの50~60%が
骨に貯蔵されています。
血液中のマグネシウムが不足しますと
骨からマグネシウムが溶け出して
血液中のマグネシウム濃度を
保おうとします。
また、体内酵素の
補助因子としてエネルギー代謝など
300種類以上の酵素反応に
重要な役割を持っています。
たんぱく質の合成にも
必要な栄養素なんです。
代謝を上げる『マグネシウム』重要な6つの働き
①三大栄養素の代謝
マグネシウムは
三大栄養素である
・糖質
・脂質
・たんぱく質
の代謝に必要なミネラルです。
代謝というのは
要するに、使っていくってことです。
マグネシウムは
食事から摂り入れた
エネルギー源を
使える状態にする役割を
担っています。
マグネシウムが不足すると
エネルギー変換がされず
せっかく食べ物から摂り入れた
栄養素が使える状態にできない。
だから、使えない。
使えないとどうなるのでしょうか?
太るんです。
食べ物から摂った
エネルギー源が
体に蓄積されてしまう
ということになります。
また、元気もなくなって
しまいます。
②血圧、血糖値、体温の調整役である
マグネシウムは
・血圧
・血糖値
・体温
を調整しています。
マグネシウムが不足すると
どうなるのか。
それらが調整できなくなります。
《調整できなくなった場合》
・基礎代謝が低下し、体重が増える。
・免疫力が低下し、風邪や病気にかかりやすくなり、治りにくくもなる。
・体内酵素の働きが低下し栄養の消化量や、エネルギー生産量も低下する。
・がん細胞は低体温を好み、35℃で最も増殖する。
③骨にカルシウムを沈着させる
カルシウムは
骨をつくるとか
いいますよね。
だから
カルシウム大事
ってよく耳にします。
牛乳とかそうですね。
栄養食品などのパッケージにも
「カルシウムたっぷり」みたいな
ことが書かれています。
カルシウムを骨に
沈着させる働き
骨を丈夫にする働き
それにはマグネシウムが
必要になります。
カルシウムはあくまで
骨を作るための材料でして
マグネシウムが足りないと
カルシウムがあっても
骨にならないのです。
マグネシウムの働きがあって
初めて骨になることを
覚えておきましょう。
④筋肉を緩める
マグネシウムは
筋肉を緩め
緊張を解きます。
マグネシウムが足りないと
筋肉に力が入りっぱなし
になってしまい
結果
腰痛だったり
肩こりだったり
疲れやすかったり
そういったところに
繋がってしまいます。
逆に
筋肉が柔らかくなると
体の動きが柔軟になります。
例えば
スポーツ選手が
練習の合間に水分補給として
マグネシウムの入った飲料水を飲むと
その後
疲労回復に繋がり
体の動きが良くなります。
マグネシウムのおかげで
細胞にエネルギーが
取り込まれた証拠です。
⑤精神を安定させる(緩める)
マグネシウムは
精神を安定させる
作用があります。
精神的な疲れ
というのがありますが
脳の緊張や興奮状態を
抑える働きがマグネシウム
にはあるんです。
ストレスを抱えると
マグネシウムが
消費されます。
そして
マグネシウムが不足すると
精神的にも
肉体的にも
辛くなるんです。
マグネシウムがあれば
その働きによって
精神的安定が
保たれるということです。
⑥便の水分量を調整する
マグネシウムが足りないと
便の中の水分量を
うまく調整できないので
便の水分量が不足して
便秘になりやすくなります。
マグネシウムを摂取することで
便の中の水分量が調整され
便秘解消が期待できるんです。
最後に
マグネシウムの重要な6つの働きについて
ザックリですが
話してきました。
マグネシウムは
日常ではあまり
使われない言葉ですが
身体の健康を保つ上では
非常に重要な役割をしていて
食生活において
どのように摂り入れるかが重要に
なってきます。
以上、maruでした。