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断捨離 Part3~野球との出会いと少子化問題~

こんばんは。今日は断捨離シリーズ。
不要になった物を捨て、そのモノについて思いを巡らせて書いていこうと思う。
前回の記事はこちら ↓ ↓ ↓

今日捨てると判断したものはこれ。スポ少時代の野球帽。汚い!!

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今の野球少年たちは帽子のツバを折ったりしないよね(笑)
折り曲げるどころか、いかに平たいツバであるか、がカッコいい基準になっているのかな?一つ上の先輩達がツバを折っていたし、そうしろって教わったから自分達もバッキバキに折った。
一つ上の代は、自分達の代にとって神様みたいな存在だった。
自分が5年生の時、先輩達は岩手県大会を制覇して全国大会へと導いてくれた。ただベンチから見ているだけだったけど、先輩達は試合に出ている人もベンチにいる人もうまく機能していた記憶がある。最後は北海道代表のチームに敗けて全国ベスト16だった。
自分達の代はその背中を見ているにもかかわらず、全く結果を出せないチームだった。帽子のツバには「優勝」なんて書いてあったけど、それとは程遠いスポ少時代だった・・・。勝ちに飢えていた。

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小/中学校では先輩の足を引っ張りまくってたなぁ…。
それでも、高校2年の時、その先輩の一人[中学は青森に転校した為、小学校時代の先輩]から練習試合で決勝タイムリーを打った。その先輩は、スポ少時代ろくに試合にも出ていなかった自分のことを覚えてくれていて、「いやぁ、よく打ちやがったな」的な言葉をかけてくれた。
夏の県予選では、小/中学校キャプテンを務めていた先輩[神様]がいるチームにサヨナラ勝ちすることもできた。本当にいい思い出だ。
野球からは色んなことを学ばせてもらった・・・。

さて、この"捨てられる帽子"に話を戻そう。

聞いた話によると、自分が野球をはじめたスポ少チームは人数不足の為、隣町のスポ少と合併して新しいチームになるらしい。ユニフォームは新調するし、練習場所や、指導方法など色んな問題があるみたい・・・。
自分が通っていたスポ少の監督は当時と変わらず同じ人で、その監督の奥さんと私の母が話す機会がよくあるのでその話を聞くことができた。ここではあまり関係のない話だが、我が家で飼っていた犬と、監督の家で飼っていた犬は兄弟犬だった。

ショックだ。自分が野球をはじめたチームが無くなるのは寂しい。
少子化の余波はこんな身近なところまできていたんだ。

今日、郵便局に行く際にこの"捨てられる帽子"と同じデザインを被った小学生とすれ違った。ツバは折れていなくて綺麗だった。
来年からは違う帽子を被って、違うユニフォームを着て野球をするんだろうな。この少年が、この帽子を被る最後の代の一人なのかな。それともこの少年は6年生で、新しい帽子を被っている5年生以下の子供達がすでにいるのだろうか。別の小学校の子達とチームを組むことはいい刺激にもなるだろうけど、親同士の派閥とかサポート体制によっては子供達に悪影響を与えないだろうか。

とにかく、野球に興味を持ってスポ少に入った子供たちが野球を好きでい続けてくれますように。野球は色んな事を教えてくれるから。

2020/2/20.追記
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中村友隆
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