【ジェンダーギャップ指数 #1】"女性活躍"は遠い夢?世界146カ国のジェンダーギャップから紐解く日本の立ち位置
こんにちは、みなさん!今日は世界経済フォーラムが発表した「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2024」について、ガッツリと解説していきますよ。これ、ただの硬い報告書じゃないんです。私たちの未来、そして日本の競争力に直結する超重要な指標なんです。
はじめに
「またジェンダーの話?」なんて思った人、もう少しだけ待ってください!このレポート、実は日本の明日を左右する可能性を秘めてるんです。
なぜか?
人材不足に喘ぐ日本企業にとって、女性の活躍はもはや「あったら嬉しい」レベルじゃなく、「なくては困る」レベルになってるからです。
レポートの概要
さて、このレポート、一体何をどう調べてるの?って話ですよね。
世界経済フォーラムのすごく賢い人たちが、146カ国もの国々を対象に、綿密な調査をしてるんです。しかも、経済、教育、健康、政治という4つの重要分野で、男女間の格差を徹底的に分析してます。
評価方法は、0から1のスコアを使ってて、1に近ければ近いほど男女格差が小さい。つまり、1が完璧な男女平等ってことですね。
でも、ちょっと「平等」って言葉、なんかモヤっとしませんか?
ここで言う「平等」は、単に数字上の均等を指すんじゃないんです。むしろ、機会の平等、そして公平な評価や待遇のことを指してるんです。
全体的なジェンダーギャップ指数の結果
世界全体の平均スコアは...0.685!
「えっ、それって良いの?悪いの?」って思いますよね。実は、去年より0.1ポイント上がったんです!
でも、ちょっと待って。この改善ペースだと、完全な男女平等を達成するまでに、なんと134年もかかるんです。。。
つまり、2158年まで待たなきゃいけないってことです。
みなさん、その時生きてます?孫の孫の代くらいですよ。「SDGsの目標年である2030年までに」なんて言ってたけど、全然間に合わないじゃないですか!!
特に悪いのが経済と政治の分野。
教育と健康はまぁまぁなんですけど、それだけじゃ全然足りないんです。だって、学校で平等に学べても、社会に出たら機会が不平等じゃ意味ないですよね。
上位国の紹介
じゃあ、どこがトップなの?って話ですが、上位5カ国を見てみましょう。
1位:アイスランド(スコア0.935) 2位:フィンランド(0.875) 3位:ノルウェー(0.875) 4位:ニュージーランド(0.835) 5位:スウェーデン(0.816)
「また北欧か!」って思いました?そう、北欧はやっぱり強いんです。でも、なんで北欧がこんなに強いと思います?
実は、これらの国々、政治や経済で女性の参画を積極的に進めてるんです。例えば、アイスランドでは国会議員の約47%が女性。企業の取締役会でも、約40%が女性なんです。
「そりゃ北欧だからね」なんて他人事にしてる場合じゃないんですよ。彼らは意識的に、そして政策的に男女平等を推進してきた結果なんです。
下位国の状況
一方で、最下位はどんな国々なのか?ここも見ておかないと、全体像が見えてきません。
最下位5カ国は以下の通り:
146位:パキスタン(スコア0.570) 145位:チャド(0.576) 144位:イラン(0.579) 143位:ギニア(0.601) 142位:コンゴ民主共和国(0.609)
これらの国々、共通して政治参加や経済機会の面で大きな課題を抱えています。例えば、パキスタンでは女性の労働力参加率が極めて低く、政治的な代表性も限られています。
でも、「まだマシだよね」なんて思ってる日本人、ちょっと待った!
実は日本も、これらの国々と比べたらマシかもしれないけど、先進国の中では相当ヤバい位置にいるんです。
注目すべき変化
さて、順位に大きな変動があった国にも注目です。
例えば、エクアドルが34位も順位を上げたんです!
それは、女性の政治参加が大幅に進んだからなんです。国会議員の約40%が女性になり、閣僚の半数近くが女性なんですよ。
一方で、バングラデシュは40位も順位を下げてしまいました。
これ、主に経済面での後退が響いたみたい。女性の労働力参加率が低下し、管理職に占める女性の割合も減少したんです。
この変化が教えてくれるのは、良くも悪くも変化は起こせるってことです。政策次第で、短期間でも大きく状況を変えられるんです。
日本の状況
さあ、お待たせしました。日本の順位は...118位!
「えっ、去年より7つ上がったじゃん」って思った人、甘いです。それでも118位なんですよ。G7で最下位どころか、アジアの中でも最下位レベルなんです。
日本のスコアを詳しく見てみましょう:
総合スコア:0.663(前年比+0.016)
経済参加と機会:0.568(世界120位)
教育達成度:0.993(世界72位)
健康と生存:0.973(世界58位)
政治的エンパワーメント:0.118(世界113位)
特に経済参加と政治的エンパワーメントのスコアが低すぎるんです。具体的に見てみると、管理職に占める女性の割合はわずか14.6%。国会議員に至っては11.5%しかいません。
「令和の時代に何やってんだ?」って感じですよね。これじゃあ、多様な視点を持った意思決定なんてできるはずがありません。
主要な調査結果のまとめ
このレポートが示す主な結果をまとめると、
世界全体では少しずつ改善してるけど、そのペースが遅すぎる
特に政治と経済の分野での進展が鈍い
教育分野では多くの国で改善が見られるが、それだけでは不十分
地域間、国家間の格差が依然として大きい
法制度の整備だけでなく、実質的な機会の平等が重要
今後の展望
このレポートが私たちに突きつけてるのは、「意識的な取り組み」の重要性です。自然に改善するのを待ってちゃダメなんです。
政策レベルでも、企業レベルでも、個人レベルでも、積極的に女性の参画を促進する必要があるってことです。
例えば:
クオータ制の導入(政治や企業の意思決定層に一定割合の女性を)
同一労働同一賃金の徹底
育児・介護支援の充実
アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)への対策
STEM分野での女性の参画促進
皆さん、このままじゃ非常にマズいです!女性の活躍を阻む壁を一つずつ取り払っていけば、日本の競争力は確実にアップするはずです。
まとめると
やることは山積みだけど、一つ一つクリアしていけば、必ず変われる。そして、それは単に「女性のため」じゃないんです。社会全体、経済全体をより強く、しなやかにするんです。
さあ、日本の未来のために、今日からジェンダーギャップ解消に向けて、一緒に頑張りましょう!「自分には関係ない」なんて言ってる場合じゃないですよ。みんなで変えていきましょう、この日本を!
134年後の平等な社会を待つんじゃなく、今すぐアクションを起こす必要があります。それが、私たちにできる最高の未来への投資です!
◯妊活なんでも相談:https://www.stork-consulting.jp/ninkatu-soudan/
※妊活や不妊に関することなど、テキストベースでご相談をお受けしております。
◯企業様向け研修・コンサルティング
ウェルビーイングやダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギングの推進に関するご相談を承ります。まずは以下までお気軽にご連絡ください。
info@stork-consulting.jp
●X:https://x.com/kifune_kazuya
●note:https://note.com/storkconsulting
●HP(株式会社ストークコンサルティング):https://www.stork-consulting.jp/
#ウェルビーイング
#少子化
#ダイバーシティ
#エクイティ
#インクルージョン
#ビロンギング
#deib
#ジェンダーギャップ指数