【ジェンダーギャップ指数 #2】経済、教育、健康、政治...4つの視点で紐解く世界のジェンダーギャップ最前線
みなさん、こんにちは!
前回は「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2024」の概要をザックリお伝えしましたが、今回はその中身をもっと深掘りしていきます。
このレポート、4つの超重要な分野に分けて世界の現状を分析してるんです。それが「経済参加と機会」「教育達成度」「健康と生存」「政治的エンパワーメント」。
なんだか難しそうですけど、要するに「仕事」「学び」「健康」「政治」ってことですね。
じゃあ、各分野の現状、どうなってるのか見ていきましょう!
「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート2024」へのリンクは以下。
経済参加と機会
まずは「お金」の話。
だって、経済的な自立ってすごく大事じゃないですか。
世界平均のスコアは0.605。つまり、まだ40%近くのギャップがあるってことです。ヤバくないですか?
特に悪いのが、以下の国々: 最下位:バングラデシュ(0.311) 2位:スーダン(0.337) 3位:イラン(0.343)
一方、トップを走るのは: 1位:リベリア(0.874) 2位:ボツワナ(0.854) 3位:バルバドス(0.848)
日本はというと...0.568で120位!G7最下位どころか、アジアの中でも最低レベルです。
特に問題なのが、管理職における女性の割合。日本はたったの14.6%。「令和の時代に何やってんの?」って感じですよね。
それに、賃金格差も深刻。同じ仕事をしても、女性は男性の65.9%しか稼げてないんです。これじゃあ、モチベーション上がりませんよね。
教育達成度
次は「学び」の話。
これ、実は一番マシな分野なんです。
世界平均のスコアは0.949。おっ、いい感じじゃない?でも、まだ完璧じゃないんですよ。
最下位はチャド(0.667)、次いでコンゴ民主共和国(0.683)。一方で、多くの国が1.000(完全平等)を達成しています。
日本も、この分野では0.993とかなり高いスコアを出してます。
でも、学校で平等に学べても、社会に出たら機会が不平等じゃ意味ないですよね。
特に問題なのが、STEM分野(科学・技術・工学・数学)での女性の少なさ。これ、将来の技術革新や経済成長に大きく影響するんです。
健康と生存
3つ目は「健康」の話。これも、かなり良い数字が出てます。
世界平均のスコアは0.960。でも、まだ完璧じゃないんです。
最も課題が多いのが中国(0.940)。一方で、多くの国が0.97以上のスコアを達成しています。
日本のスコアは0.973で、世界58位。まあまあですが、まだ改善の余地はありそうです。
特に注目すべきは、「健康寿命」の男女差。日本の場合、女性の方が長生きする傾向にありますが、それが「健康で活動的な期間」にも反映されているかが重要です。
政治的エンパワーメント
最後は「政治」の話。これが、最もヤバい分野なんです。
世界平均のスコアはなんと0.228。つまり、77%以上のギャップがあるってこと。ヒドすぎでしょ。
最下位はクウェート(0.029)、次いでバヌアツ(0.006)。一方、トップはアイスランド(0.972)で、ほぼ完璧な状態です。
日本はというと...0.118で113位!これ、本当にでヤバいです。
国会議員に占める女性の割合は11.5%、閣僚では33.3%。「令和の時代に何やってんの?」って、もう二度目ですけど言いたくなりますよね。
ちなみに、アイスランドでは議員の47.6%が女性、閣僚の50%が女性なんです。日本も見習うべきでしょう。
まとめると
さて、4つの分野を見てきましたが、どうでしたか?
教育と健康の分野ではそこそこ良い感じなのに、経済と政治の分野で大きく後れを取ってる。特に日本は、その傾向が顕著です。
これって、すごくもったいない状況だと思いません?せっかく教育を受けても、その能力を十分に発揮できる場が限られてるってことですからね。
でも、悲観的になる必要はありません。だって、改善の余地がたくさんあるってことは、伸びしろがたくさんあるってことですから!
例えば、政治の分野。クオータ制(一定割合を女性に割り当てる制度)の導入や、女性候補者の積極的な発掘・育成なんかで、がらっと状況は変わる可能性があります。
経済の分野でも、同一労働同一賃金の徹底や、長時間労働の是正、育児・介護支援の充実なんかで、女性がもっと活躍できる環境は作れるはずです。
要は、「やる気」の問題なんです。政府も企業も、そして私たち一人一人も、「変えたい」と強く思えば、必ず変えられる。
みなさん、日本の、そして世界の未来のために、今日からできることから始めてみませんか?小さな一歩の積み重ねが、大きな変化を生み出すんです。
さあ、一緒にジェンダーギャップのない、みんなが輝ける社会を作っていきましょう!
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