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真山仁『ロッキード』を読んで
こんばんは。
今回は『属国の銃弾』を読んで、田中角栄についての本を読みたくなり、属国の銃弾の参考文献から選んだ1冊です。
読みながらメモった部分
外国特派員は日本メディアが書かない事を書く。また、外国で報道されることで、日本人記者が、箝口令が解けた、とばかりに安心して書く場合すらある。
まさにジャニーズの性被害がそうではないか。全く報道の姿勢は変わっていない。
検察が筋書きを黒と決めたら、黒になる。
厚生省の村木さんの事件も、田中角栄と同じ。村木さんは、テレビ、マスコミも真っ黒な感じで報道してましたが、真実が明らかにされ無罪。
感想
田中角栄といえば、有罪、当たり前でしょ、という認識でしたが、この本を読んだあと、本当に有罪だったのか、という印象。
そして、最後の方に記載のあった、世論が田中角栄の有罪を望んだ。その世論にも押されて有罪になったのでは、というのが、かなりびっくりした。
韓国の裁判は、世論によって判決が左右される、と言われているのを聞いて、何故?それって裁判って言えるの?と思っていたので、日本でもそんなことがあったのか、とびっくりしたとともに、残念に感じました。
今の日本でも、検察が黒と決めれば、有罪にもなる、と思うと恐ろしいですね。
今、自民党の裏金についてニュースになっておりますが、今読んでよかった本です。
田中角栄について、もう少し本をこれから読もうと思います。
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