![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/59191389/rectangle_large_type_2_4a9d00dbfd44a35694130b719cf26466.png?width=1200)
【豆コラム】アニメ・洋画好きが読書を楽しむ方法
突然ですが、映像主義で活字に弱い、もしくは読書は好きだけどなんとなくだらだらと読み進めてしまう諸君に対し、きっと天啓になるであろう本の読み方をお教えしましょう。(駄文が一部続くので飛ばしたい方は本編へ)
ん?変なテンション?
人は自分だけしかやっていなさそうな有用な習慣や活動を時にひけらかしたくなる生き物ではありませんか?
有用など完全に私の感想ではありますが、ここはnote!書くだけならタダ!読むのもタダ!(一部有料)言うだけいわせてください。
すいません。物書きになるからにはこういう文字も扱わないとという事で調子に乗りました。
では参ります。
本編
このコラムを通して伝えたいこと。やってみて欲しいこと。
それは私が読書中、特に小説やエッセイを読む時は必ずと言っていいほどCV(キャラクターボイス)を付けることです。
つまり、声優に読み聞かせられるように読書をしているということです。
読みながら小説なら登場人物、ビジネス書やエッセイなら著者の特徴を探り、どんな声優なら合うかなあと簡単に探って当てはめます。
アニメよりドラマや吹替なしの映画が好きなら俳優さんを当てるのもいいでしょう。好きな俳優が演じているかのようにという感じですね。
この読み方は映像が我々にとって身近になり、またそこに映る演者やその声が心の奥底まで浸透しやすくなった現代だからこそ使いやすい小技だと考えています。
今や、どの街にも映画館はどこかしらにあり、一家には一台テレビがあり、一人一つスマートフォンを持ち、映像好きの彼、彼女がNetflixのような映像系サブスクに簡単に契約する時代です。
本を読むことだって、視覚化こそしませんが、頭の中で映像を自分なりに象るものになりえます。脳内再生っていうのかな?
でも、映像にタッチしやすくなったからこそ、この脳内再生はより難しいものになりました。
映像が視覚として見せてくれるからです。
映像の供給過多は個々人の想像力不足、というと聞こえが悪いので、想像機会が減少に繋がったと私は考えることにしてます。
この状況を逆手にとるのが今推奨している読み方。あなたの好きな俳優や声優が登場してくれれば、苦手な読書も手がつきやすくなるのではないでしょうか?
映像が好き。それ即ち読書も好き。そんな世の中になればより多くのクリエイターが生まれ、その作品を楽しむ機会も我々が見て想像する機会もきっと豊かになるでしょう。
では、良い読書ライフを!(ここまでCV花江夏樹)
余談、きっかけのようなもの
この話をする一連のきっかけは物語シリーズのアニメを視聴してから始まりました。
この作品の主人公、阿良々木暦(CV神谷浩史)は作中でいつもナレーション兼ねていました。
アニメでありながら、心情や情景を事細かに言語化する。それも声優さんの美声で。
元々、作品としても素晴らしかったけれども、このいい意味でアニメとは思えない主人公目線でのナレーションの多さは若い当時としては形容し難い中毒性がありました。
時は流れて、とある読書中。
ふとこの物語シリーズのアニメスタイルが想起されて、その時読んでいた“夜は短し歩けよ乙女”(森見登美彦著)の登場人物に神谷浩史氏と高橋李依氏の声を想像で当てはめてみたら、これが妙にしっくりくるわ、想像に易しとなるわで早く誰かに言いたい〜やって欲しい〜となりました。
それがこのコラムのきっかけです。
たまたま森見登美彦氏の作品がナレーションになり得る文章が多かったことも、もちろんそうなんですけどね。
なんか話せば話すほどに安っぽい内容な気がしてきましたが、活字嫌いの皆さんへちょっとした処方箋になればなぁと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
みなさんに実践して欲しいことが思い浮かんだら、またお会いしましょう。
読むも書くもやってみるも、
思い立ったが吉日です。(CVまるへー)