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感情を吐き出すことは悪いことじゃない

我慢することとか、感情を押さえ込むことに慣れてしまってるじゃないですか。子供の頃はそれが素直にできていたのに、「我慢しなさい!」「泣くんじゃない!」とか言われるうちに、だんだんできなくなり、溜め込んでしまうことがごく普通のことになっちゃいました。

でも決して感情をあらわにすることがダメなことじゃないし、我慢することが大人じゃないですよ。
他人にぶつけることはどうかと思いますが、吐き出すことは大事です。

僕が子供の頃は超泣き虫で、よくわんわん泣いていたそうです。
たぶん大きくなるにつれ、感情を押さえ込むのが上手になったのだと思いますが、時々自分がどう感じているのかわからなくなる時がありました。
きっと感覚が麻痺したんでしょうね。
最近そういう意味では素直になったというか、我慢しなくなったし、泣きたい時には泣くようにしています。
それが自分を大切にすることだと感じているからです。

喜怒哀楽っていいますけど、喜び・怒り・悲しみ・楽しみの4つの感情は、人間が表現することの根源な気がするんですよね。
これをちゃんとやっておかないと、感覚がブレてしまい、何を感じているのかどうしたいのかがわからなくなるとちょっと厄介です。
本来持っている様々な能力に影響してくるからです。

大いに喜ぶこと、怒りを爆発させること、悲しい時に大声で泣くことは、自分でいるためにとても大事なことですから、それを恥ずかしいからとか、もう大人だからとか、そんなことで押さえ込むのはやめたほうがいいですね。

だってせっかく人間として生まれてきて、感情というものを持つことができたのですから、それを時に楽しみながら、時に怒り狂いながら表現するのって、とても人間らしくていいじゃないですか。
昔はとてもそんなふうに思えなかったですけどね(笑)

感情に振り回されるのではなく、表現として感情と付き合ってみる。
これができればとても豊かな人生になると思うんですけどね。

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