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奇跡の虚〜パインをたずねて三千里〜
こんにちは、アユミです。
今日になって名前を【アユミホコリ】にすればよかったと後悔しています。これを話し出すと長くなるので今日のところは割愛します。
昨日から通院のため福岡に来ているのですが、虚弱なのに動きすぎてめちゃくちゃ疲れてる…大人しくしておけばいいのに、わかってるのに…わかってるのに、大人しく出来ない。落ち着きの無さからか、年齢の割に若く見られるせいか漢方薬もらいに行った薬局の薬剤師さんがこれくれたよ!
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子供だけが貰えるやつだと思ってた、でもうれしい。明日食べるね♡
そんな話はさておき、夕食後に突然
パイナップルが食べたい!!!!
わたしの野生が騒ぎはじめてしまった。あーあ、知らない。
でも知ってたよ、本当は昨日デパ地下でパイン眺めてたの、我慢してイチゴにしたの。(君は誰なの…僕は君だよ…)
ただもう夜である。そして外は雨である。傘が大嫌いである。
コンビニに売ってるかもしれない!!!!
あーあ、やる気だよ…仕方ないのでふらっふらしてるのに傘も持たず外に出て、ホテルから一番近いコンビニへ行ってみました。(帽子は被った)
ない!なければ用はない!次!
道路を渡って反対側のコンビニへ行き、一目散にデザート売り場に向かう!
ある!けどシロップ漬け、ごめん今は君じゃないんだ。
雨は徐々に強くなり、道ゆく人たちはみんな傘をさしているけどわたしはやっぱり傘が好きじゃない。なんでかわからないけど昔から傘が好きじゃない。でも今はその話どうでもいい。
キョロキョロ周りを見渡して「少し歩いてみたら他にもコンビニがあるかも」とただただパイナップルを求めて歩く。
コンビニあった!入る!デザート売り場行く!ない!
あ…冷凍ならある?でも、冷凍はちょっとよくないわよ、それにそんなにたくさんいらないでしょ?と言い聞かせて外に出る。
これ以上ホテルから離れるのは危険だ。
とりあえずホテルに戻る方向で通ってない道を通ろう、と歩き出すと恐らく最後の砦であろうコンビニを発見!もうヘトヘトである。我ながら何をやってるんだろう、と思い始めているけどもう後には引けない。
いざ最後の砦へ!
ない…終わった…
ただ余計に疲れただけだ_(:3」∠)_
と思った瞬間、振り返ると奴がいた。そう、バナナだ。
疲れたわたしにそっと寄り添うかのように置かれたバナナ、1本110円(税抜)。
待てよ?バナナでもいけるんじゃね?(心の声)
最高にコスパは悪い、めちゃくちゃ高級なバナナだ。
ただこんな雨の夜にそっと寄り添ってくれるコンビニのバナナ、プライスレス。(元気な日の昼間なら用はない、と思うのだから人は勝手である)
わたしはそっとバナナを抱え、会計を済ませて雨の中ホテルへと歩き始めた。頭の中では「奇跡の虚…パインをたずねて三千里」というワードが繰り返されている。人も機械も熱に侵されるとどうにも暴走するらしい。
ありがたいことに、すれ違う人はわたしがバナナを抱えてそんなおかしいことを考えていることには気づいていないだろう。
ホテルのエレベーターで一緒になった人も、ニコっと会釈したわたしの頭の中がとんでもないことになっているとは気づかなかったであろう。
はっ、また1000文字超えてる!(本当に皆さん読んでくださってうれしいけれど、こんな記事いつだって読めるので夜は早く寝ましょうね)
そして優しいあなた、きっと「冷える冷える言ってたのに大丈夫?」と思ってくれていますよね?やさしい( ˃ ⌑ ˂ഃ )
大丈夫です…たぶん(笑)
どうしてパインを探していたのか?どうしてバナナを食べたのか?は次に持ち越すことにします。バナナ食べたらちょっと落ち着いたらしい。
【次回予告】
パインをたずねて三千里〜ただし持ち帰ったのはバナナだった!
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