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この星に降り立つ子どもたちへ



無限軌道の旋律と

遠い時間の調べのなかに

たゆたう星の歌ごえ遥か

道なき子らの轍を抱いて

あふるる想いいずこへか


碧き瞳の呼びごえに

ことばの海の水脈を聴く

過去と未来の月日のなかに

眠る記憶の熾火は燃えて

ペトログラフの影は羽ばたく


ことば無き世の荒野にも

視えざる詩は流れゆき

埋もれた明日はめざめゆく

欲に憑かれた足跡に

ことばを注ぐ果て無き旅路


畏れに満ちた遥かな路を

さだめし子らのか弱き声にも

水脈はしずかに時を語りて

マザーガイアの鼓動とともに

こころひとつの言葉を結ぶ






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