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【大人】糸掛けのアレンジにチャレンジ~!

オンラインの「中学生のハローワーク」で一緒に学んだり、ゲーテの植物観察をやってみたりしている大人クラス。「リアルに会わないと出来ない事があるよね!」と、手仕事の会を始めました。

第1回目は糸掛けです。子どもが2年生の頃、九九の糸掛けをしているのを見て「やってみたい~」とウズウズして以来、大人クラスでも一度糸掛けをやってみました。この日は、一緒に来ていた中学生も、自分であれこれ考えてオリジナルの糸掛けにチャレンジしていました。

→その時大人クラスの様子はこちら
→ちなみに子どもクラスの九九の単元はこちら 

その時、Hさんに基本を教えてもらって以来、自分なりにいろいろアレンジして楽しんできました。今日は他のみなさんも一緒に出来るので、どう架けたらどんなのが出来るか、どういう法則があるのか、一人でやる何倍もワクワクして、素直に「見て見て~」「うわ~すごい~!」が飛び交います。

→【コラム】気持ちのリハビリに手仕事を

必要なものを各自用意して、家にいっぱいあるものは持って行って「必要なら使ってくださいね~」が行き来する。制作の幅が広がる。誰かが作ったものを見せてもらって、「これ、どーやって作るんですか?」と教え合う。

「素数でやったらどうなるんかな?やってみよう」「糸、これだけしかないけど最後まで足りるかな?」「計算してみようよ。1回分がAセンチで、全部でB回かけるから、A×Bで出せると思う」などなど。「糸の長さを計算する」なんて、自分では発想できなかったから、新鮮でした。

誰かが教えるのではなく、お互いに各自のやりたいものを試行錯誤して作っていきます。「あらら、失敗しちゃった~」もアリつつ、各自の作業に集中して、もくもくと作業して、でもお互いには心開きつつ。

一定の枠組みの中で自分の想像力を発揮して、思い描いた美しいものを創造していくのが手仕事。自由とルールのせめぎ合いの中で、想定外の楽しさや驚きを体験できます。たまに失敗もするけど、もちろん、やり直してもいい。まるで人生の縮図のようだと感じます。

時間切れがあったり、「恥ずかしいから撮らないで」があったりで、あまり写真はありませんが、一部を紹介して終わります。

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▼オキツ 神戸シュタイナーハウス代表 大人クラス担当
書く人、聴く人、考える人、作る人、遊ぶ人。普段の暮らしの中で、ちょっと立ち止まって考え、言葉にし、行動してみる。少しずつ、みんなで幸せになっていけたらいいな。
ブログ毎日更新中。「自由の哲学を読む」~日々の暮らしから~
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