【コラム】1人の力は大きいのだ!
ある読書会をしている時、1人が「この頃、起きたらすぐ1時間くらい本を読んで、ポイントをノートにまとめているのよ♪」と言いました。ノートを見せてもらったら、その章のポイントやその人の課題と関係するところなどが、キレイな字で抜き書きしてあります。おお~~。いいなぁ、コレ!
以前「意志の練習しよう」と言った時、私と一緒で、続かない族だったのに、1か月も続いているそうで。すごーーーい!!! なんでそんなこと出来るようになったの??
「朝って、家族のアレコレで、どうしても時間が細切れになるでしょ?
だからちょっと早く起きて、やらなきゃいけないことの前に、やりたいことをやるようにしたの」だそうで。
その場にいた他の人も感化されて、「明日から、私も読む!」「1か月後とか言ったらまたサボるから毎日LINEで報告しない?」「してもいいけど、返事が煩雑なのはヤダ」「でも励みになるからスルー前提で入れていい?」などなど、俄然、ヤル気になりました。
そして、感化されて熱くなっていたからか、「じゃあ、次回の読書会は全員の担当を決めて、持ちあって発表しようよ!」と言うと、「いいね~!」「できるかな?」「やろやろ!」って。いい仲間と過ごす、充実した時間。
ゼミみたいに全員が担当箇所を読んできて、一人持ち時間10分で発表して、そこに重ねていって最高一人30分、その部分を深め合って、また次の人が10分担当箇所を発表して…っていう方法で読み進めることになりました。ワクワクする~。
同じ目的で一緒に勉強していたら、1人がやる気を出した時に、他のみんなにもパッと波及するのがいいなぁ~。逆も真なり。1人がつまらなさそうにしているだけで、みんなが集中できないってこともある。一人の力って大きいなぁ。
思春期の頃は「世界には何十億人もいるんだから、そのうちのたった一人の自分が何をしたって世界は何も変わらない」って、小さい自分をむなしく思っていました。
でも、この時みたいに、1人が始めたステキな事がまわりの人にも影響して、ひとつのグループ全体を変える力があるんだから、1人の行動の影響って、案外大きいのかもしれません。水面に投げた石の波紋のように。暗闇を照らすろうそくの光のように。
さーーーて、明日の朝に読む本とノートを用意して、今夜は早目に寝るとしましょうか。まずは「目指せ一日坊主!」から!
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▼オキツ 神戸シュタイナーハウス代表 大人クラス担当
小さな勉強会や仕事、普段の暮らしの中で、ちょっと立ち止まって考え、言葉にし、行動してみる。少しずつ、みんなで幸せになっていけたらいいな。
ブログ毎日更新中。「自由の哲学を読む」~日々の暮らしから~
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