コミュニティ放送が制度化されてすでに何十年もの月日が流れ、気がつけばすでに「周波数の割当を受けるのが難しい」状態となっており、多くの地域で新規開局が困難を極めています。そこで昨今、「インターネットラジオ局」への注目が再度高まってきています。 コミュニティ放送開局の問題点現状コミュニティ放送を開局するにあたって多くの問題があります。ざっと上げるだけでも以下のような点が…… ・開局・運営費用の問題 コミュニティ放送を開局するためには、すくなくとも3~4000万円の費用が必要と
概要: RadioDJは、コミュニティ放送局向けの革新的な放送管理システムです。APS(放送自動運行装置)を採用していない放送局でも、番組やCMなど、あらかじめ録音された音源の自動放送が容易になります。データベースを共有することで、どのパソコンからでも自動放送スケジュールや音源素材の管理(登録、削除)が可能です。 主な特徴: APS不要の自動放送: APSを採用していない放送局でも、録音された音源を自動的に放送できます。この機能により、放送業務の効率が向上し、スムーズな
完全な作り方ではないけど、これだけあれば作れるよ、というレシピ。ご依頼いただければちゃんと動くシステムを納品することもできます。なお、ここに挙げた製品で実際に動作することを確認しています。なお、無料で最後まで読めますが、もし記事を気に入っていただけたらおひねりをお待ちしております。 用意するものPC本体:NIPOGI GK3plus N95搭載のミニPC。WIndows11プレインストールで起動すればすぐに使えて、この価格。たまに2万円を切っていることがある。 オーディ
APS(APCとも)…放送自動運行装置のことで、放送局の中核のシステムといってもいい。これがあるおかげで、放送局は決められた時間に決められたCMを放送し、スタジオからの生放送を送出し、録音番組を無人で再生することが可能となっている。しかし近年「APS」を採用せずに開局してしまう放送局が増えていて、割と深刻な問題が起き始めている。なぜAPSが必要なのか。ちょっとまとめてみる。 APSは高いこれがAPSを採用しない最も多いな理由だったりする。国内のコミュニティ放送で多く採用され
RadioDJというオートメーションアプリを使うと、APSを導入していない放送局や、そもそもAPSを必要としていないネットラジオ局などで、無人にいよる自動放送ができるようになる。資料は基本全部英語なので、インストールの障壁が高いものの、使えるようになると結構便利なので、ここではスタンドアロン(1台だけで使う)環境の構築をざっくり紹介する。なお、500円ですが本編はすべて無料で読めます。お役に立ったと思われましたらおひねりとしてご購入をお願いします。 用意するものRadioD
サーバーの死活状況や各種リソース状況(CPU使用率、メモリ消費量、ストレージ残量など)をまとめて監視することができる、統合監視ツールのzabbixを、ちょっと間違えた使い方(?)をしてみた。 (有料記事ですが無料で最後まで読めます) zabbixとはオープンソースの統合監視ツールで、予め登録されているサーバーやネットワーク機器の状態を定期的に取得し、一覧表示することができ、決められた条件にあてはまるデータを取得すると、警報を表示できる上に、それに智大なったメール送信等の動作
タイトルはそのまま。遠い場所にあるRadioDJを同期して動かします。 今回は画像少なめ。 基本的な構成
選挙に欠かせないのがスピーカーとマイク。可能な限り大きな音で支持を訴えたいですよね。そんなときに注意しなければならない点をまとめました。 1.マイクの握り方ハンドマイクの多くは「単一指向性」と呼ばれていて、一方向からの音しか拾わないように設計されています。が、カラオケなどでよく見かける写真右のような元方をすると、指向性が奪われます。実はこの握っている部分も「マイク」としての機能を持っていて、とどのつまり単一指向性マイクも全方向から音を拾っているのですが、後ろからくる音を打ち
YouTubeなどのプラットホームを利用した動画配信の場合、制作者の意図しない部分が問題視されて動画削除やアカウント削除(いわゆる垢BAN)されてしまうことがあったり、また、自分で権利保有する音楽素材などに、何故か第三者から著作権申し立てがあったりと、利便性がだんだん下がっていってしまっているのが現状です。 動画配信サーバを自社で確保してしまえば、こういった第三者による公開制限を極力排除することができます。 VOD配信(録画ファイルを公開)録画ファイルを公開するだけであれば
うちでずーっとおすすめし続けているRaduiDJは、Radio Automationというソフトウェアで、音楽の自動選曲・演奏や、スケジュールによる録音場組の自動再生ができる、いってみればAPSからミキサー機能をなくしたようなものだったりします。APS未導入の放送局でも、録音番組やCMの自動再生ができるので、無人状態でも番組運行ができるようになります。
SHOUTcastを利用した音声配信を関しするシステムを作ってみました。 想定としては、SHOUTcastエンコーダーでネット配信を実施していて、何らかの理由で配信が停止した場合の検出とバックアップからの配信継続ができるもので、 ・SHOUTcastエンコーダーの配信停止を検出 ・10秒程度待つ ・Backupエンコーダーをスタート(このときMainエンコーダーが動作していれば、Backupからは接続しない) これでMainが落ちても最大10秒程度でBackupからの送出
某コミュニティ放送局からの依頼で、音声検出機能付きのレコーダーを作ってみた。 技術的な要件先方が言うにはこんな要件 ・音声を検出して録音開始、および終了 ・録音した音声をファイルとして保存 録音開始と一時停止ならけっこうアプリが見つかるのだけど、録音終了から保存を実施してくれるものが見つからなかった。それと、Windowsはたまに「勝手にリスタート」しやがるので、できれば使いたくないというのもあって、「無いなら作ったるわ。Raspberry Piでな」ということで、作ってし
以前書いた記事ではRadioDJというアプリを使って放送局のAPSっぽい動作をするものを作ってみたのだけど、スタジオ音声が1系統しか使えないのがネックだった。vMixを使うと、複数のオーディオインターフェースを切り替えることができるので、複数のスタジオを切り替えてオンエアすることが可能となる。 用意するもの・vMix (有料版もあるがBASICは無料) ・オーディオインターフェース(スタジオの数だけ。ミキサーのUSB端子でも可) 繋いでみる vMixを起動するパソコンに
昨日に引き続き広告です。 こんなお仕事ができます、お仕事ください! 小規模音響屋外で100名程度(屋内であれば一般的な体育館サイズ)の小規模な音響をおまかせいただけます。スピーカーとワイヤレスマイクのセットで、一般的なイベントからカラオケなどの音楽系イベントまでに対応します。 スポーツイベントでのミニFM放送 東京ヤクルトスワローズ様・場内ミニFM放送・明治神宮球場 屋外イベント(トークショー、ミニライブ) 株式会社グリーンウッド様・新作ゲーム発表イベント・秋葉原 屋
私宮崎はOffice Stray Catという個人事務所みたいなものを運営してまして、ラジオとかネット配信とかそんなギョーカイへの技術提供やコンサルなんかをしてまして、つまりは、今日は宣伝! ネットラジオ局とはライブ配信真っ只中。そんななか、音声だけのライブ配信が再度注目を浴びています。たとえば、Clobhouseとか、それをパクったTwitterのSpacesとか。またこれ以前にもSpoonなどの音声配信を主眼としたサービスは数多存在しています。 映像つきのライブ配信と
パソコンと光回線を使えば、SonoBusでの音声伝送はかなり安定することはわかったので、ならば、と思い立ち、モバイル回線での音声伝送にチャレンジしてみた。