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nanadays
健康を蝕むと。
歯について、
健康と密接に関わっていることを知ったのは、
義父が亡くなった時だ。
歯が原因で亡くなったわけではないが、
歯が原因で身体が弱くなったのは間違いない。
義父は身体はガッチリしていて、
俗に言うガタイがいい人だった。
木登りもうまく、運動神経や
体力のない私からすると、
健康的な日本男児だ。
ただ、若くして
入れ歯だったのだ。
何を食べても美味しくない。
と言っていた。
やはり、自分の歯でないと
美味しく感じないのだと。
歯がないと、やはり力も入らないらしい。
義父は、虫歯を放置していたらしい。
そして、どんどん歯の痛みから逃れる為に
抜歯をしたという。
他に持病もあったらしいが、
見た目だけで判断するのも、申し訳ないが
歯以外は健康そうに見えた。
食べることは毎日のこと。
そんな毎日の食事が美味しくなくなるのだ。
いい歯を持って産まれても、
大切にしないと、
自分の健康はあっさりとむしばまれてしまう。
歯のていれは、見た目でわかりにくい。
だから、歯医者さんに定期的な検診にいくこと。
長く健康にすごすには、日々のケアが
なにより大切だろう。
歯のことを考えたら、優しい義父の顔が
思い起こされた。
歯はなくとも、笑顔だった義父を。