見出し画像

【#953】仕事のできる人とグループを組むなというお話

5/2 仕事のできる人とグループを組むなというお話

この記事は、 
アマチュアミュージシャンを
プロに育てる
オンラインサロン
【HARK Startup Boost 】(https://twitter.com/info_harksb/status/1428688646043930636?s=21)にて
書かれた内容です。
オンラインサロンに参加すると、

リアルタイムで記事を読むことができます。

アーティスト活動に関するアドバイス
新しい試みに関する情報やプロセスエコノミーについてなどの
お話を毎日お届けしています。



おはようございますー
今日も天気がいいですねぇ


なんか久しぶりの
ゴールデンウィークっぽい感じがします



何年か時が止まっていたような
そんな感じもしますよね



コロナになったときには
普通の生活が戻ってくることは
なかなか想像できませんでしたけど


戻ってみると
前の通りに過ごせるもんですね



今日はオーナーが高校生の時に
バンドを組んでいた時の
バンドメンバーが
新宿ロットのすぐ近くのライブハウスに
出ると言うことで見にいこうかなと。笑



バンドのライブを見にいくことも無いですし
コピーも見に行かないですし
おっさんバンドも見に行かないので
中々新鮮ですね


ちょっと勉強してきます。
そのままそこらへんでダラダラ飲もうかなと。



さて
そろそろ
スタートアップブーストも
良い時期に差し掛かってきていますね



たくさんの人が
どんどん結果を出すようになってきていて
スタートアップブーストとしては
しっかりと結果を出せていますが



その反面
これ以上の結果は
スタートアップブーストでは
難しいと言うところにも差し掛かっています。



これは「レバレッジ」のお話の時にしましたが
プロミュージシャンがたくさんのファンを
獲得して売れっ子になるには


「倍々とファンを増やしていく」
ということが必要です。


この時にですね
いわゆる「バズる」とか
「宣伝広告効果」とか



こういう
「大人の力」
「プロの力」
「外部の力」が必要になります。


餅は餅屋と言いますからね


宣伝を得意とする人も
公演を取り仕切ることを得意とする人も
音楽をたくさんの人に届けることが得意な人も
こう言う人たちがいるわけです。



この人たちの力を使いながら
この先は進んでいくと、
今までの時代はこう言う方法だったわけですね



なので
そこに差し掛かるくらい。
動員で言うと500人くらいまでが上限かなぁ


1000まで伸ばしたいところですけどね



これを超えてくると
スタートアップブーストの範疇を超えて
新たなフィールドに進んでいくことになります。



またですね
やりたいことによっても違いますよね



大きな会場に進んで行きたいと
言う人もいるでしょうし
コアファンとのライブを
たくさんやりたいと言う人もいるでしょうし

こういう風に枝分かれしていく
分岐点でもあるわけです。


ここまでをスタートアップブーストは
「ブースト」しているわけですね


普通の人が自己流でやっても
たどり着かないところまでを
2年間で無理やり一気に進める。



これがスタートアップブーストの
専売特許ですね



本日のお話は
「仕事のできる人とグループを組むな」
というお話です。


これ
オーナーの座右の銘でもあります。


オーナーは
ハークの社員を見てもらうとわかる通り
「イマイチな人」と一緒に仕事をします。


仕事のできる人を雇いません。



これはですね
何となくそうしているわけではなくて
あえてそうしています。


「仕事」というフィールドにおいての
お話をすると
ここではみなさんでいう
「プロミュージシャン」という
フィールドと同じお話になると思います。



例えば 「素晴らしいライブを作る」
ということが目的だった時に
みなさんには選択肢が「二つ」出てきます。



一つ目は
「クオリティの追求」



二つ目は
「やりたいことをやる」



この二つは
オーナーがクオリティのお話をする時に
さんざん何度も何度も
お話ししている内容でもあります。



「好み」の話ですね


オーナーが考えるに
仕事に関しても音楽に関しても
全ては「好み」で出来上がっていると
考えています。


例えば「素晴らしい音響」を準備して
お客さんに「素晴らしい音」を
届けるとしますよね?



この時に「クオリティ」にこだわってしまうと
とんでも無いことになってしまいます。


スピーカーは会場のものでは出来ないとか。
足りないとか。
種類が違うとか。
人員が足りないとか。
もっとレベルの高い人が必要とか。
生楽器が必要とか。と、

こうなってしまいます。


しかし、お客さんが求めているところは
「本当にそこなの?」と、
一回考えてみてください。


これ「オーバークオリティ」って言います。


ここ今日のポイントです



みなさんがライブを見にいく時に
「最高の音環境」を欲しがっていますかね?


ここでみなさんが求めるクオリティは
ロークオリティ
ベタークオリティ
ハイクオリティ
オーバークオリティと、
4種類あるわけですが


実際は「3種類」に分かれます。


すなわち
ロークオリティ
ベタークオリティ
オーバークオリティであると。


これがオーナーの考えです。


ファンが欲しがっているクオリティ以上のものは
全てオーバークオリティである。



つまり「必要のないもの」であると。
こういうことになるわけです。



では違う例えでお話ししてみましょう



みなさんが「新曲を出す」 としますよね。
自分で弾き語りをして自分で撮った音源
ちょっと音が割れていたりする。


でも雰囲気は伝わるし売れますよね。
50枚くらい。



これ「ロークオリティ」です。
スマホで動画を撮ったのに
毛が生えたレベルのもの。
これでも十分に商品として成り立っています。



ではちょっと上手な人にお願いして
安いギャラでお願いして
プロと同じような工程を通り
録音して補正してマスタリングまでして
安価に整えたもの。



これ「ベタークオリティ」です。


この時点で
お客さんの耳は満足しています。

ベタークオリティは
「足りている」ということですね



では「ハイクオリティ」を考えてみましょう

生楽器の人たちを集めて練習して
アレンジをみんなで考えたり
実際の演奏を録音したりして
生の雰囲気を出し

作曲も有名な人にお願いして
アレンジも有名な方にお願いして
マスタリングもプロの有名な方にお願いする。


もちろん素晴らしいクオリティのものが
出来上がると思います。



はい。
これ「誰か求めてますか?」

誰も求めていないんですよ。



みなさんのファンの中で
「ハイクオリティを求めている人」
っていうのは存在しないんです。



存在しない理由は
「違いがわからないから」ですね


もちろん
「ベタークオリティ」と「ハイクオリティ」を
並べて聴き比べたらわかりますよ?



しかしベタークオリティのものだけを
取り出して聞いてもわかりませんし
ハイクオリティのものだけを取り出して
聞いてもこれは判別できないんです。



「求めている人がいない物」に対して
「たくさんの時間と費用をかけて追求している」
わけですので


これは
「ハイクオリティ」であり
「オーバークオリティー」であると、
こういう風に言えるわけですね



みなさんが求めるのは
この「ベタークオリティ」であり
これで十分足りているわけです。



ここを理解してください。



そしてですね
1番大事なのはここからです



「ハイクオリティはお金で買える」
というところです。


ここが今日のポイントです。



ポイント2個目ですけど

みなさんは
「プロミュージシャンを集めて
ハイクオリティの音楽をやろう!」と
思ったら別に今すぐできます。


お金を出せばプロは来てくれるから。



なので今慌ててやる必要はありません。



みなさんが今必要としているのは
少ない時間と少ない資金で

自分の今できる1番高いクオリティを
出すことができる
ベターな仲間。
融通の効く仲間。
一緒に頑張れる仲間。


これが必要なんですよ。



これがプロだと
お金が安いと来てくれません。
仲間じゃないとダメなんですよ。




こう考えると
普段からみなさんが一緒にいる人たちは
「ベターな人たち」であり
その人たちと主に活動を共にしていくわけです。



そして「ハイクオリティ」が求められる時だけ
プロにお金を払ってお願いすると、
こういうことになります。



ベターな人たちがメイン。


プロは「サブ」の人たちで
必要な時に
必要な分だけ
お金を払ってお願いする。と。



ベターな人たちは
「お金が目的」ではありませんので


多少安くても
仲が良かったり
付き合いがあったり
面白そうだったりすると手伝ってくれます。



「プロの人たち」は内容は関係なく
お金を出せばしっかりとしたことを
やってくれます。


こういう風に違うわけですね。



みなさんが今必要なのは
「ベターなクオリティを
一緒になって追求してくれる仲間」です。


「ハイクオリティを目指す人たち」では
ありませんよ。



ちょっと脱線しますけど会社経営において
オーナーはこの「ハイクオリティの仕事」を
全て断ることにしました。


めんどくさいので。


時間かかるし
大変だし
ミスしたら怒られるし
よくわからない「クオリティ」が低いと
次からダメらしいんですよね。


でもなんか「挨拶ができなかった」とかいう
理由でもことわられるんですよ。
いや、クオリティじゃなかったんかい。と。笑



そしてですね「ロークオリティ」の仕事も
全て断りました。




音響の仕事で
「安くお願い、音が出ればいいから!」
みたいな仕事がたくさん来るので
あ、じゃあもっとクソみたいなところに
頼んだほうがいいですよーって。



オーナーは
「ベタークオリティ」が正義だと思っているので
「ここまでのラインを達成してくれ」
「達成できたら問題ない」という仕事が
1番いいと思うんですよ。


費用対効果が最大です。



このロークオリティの人は
「音が出てればいいよ!」と言っているくせに
「ハウリングで苦情が出たよ!」
と怒ってくるわけです。


いや音が出てればいいんじゃなかったんかい。笑



このお話アマチュアミュージシャンでも
同じことが言えると思います。



みなさんが普段一緒に音楽をやる、
仕事をやる人たちは
「ハイクオリティ」の人たちではなくて
「ベタークオリティ」の人たちです。



これが正しい。



今、私が目指している
ファンが求めている
環境が必要としている
「ベタークオリティ」はこれであると。



だからそれをクリアするものを作ろう。
それを大幅に超えるものは必要ない。
少なくとも「今は」必要ない。



今必要なのは
みなさんがこの先も続けていくために必要な
「毎日のベター」であるわけです。


たまに出る「ハイクオリティ」は必要ありません。



この「必要のないハイクオリティ」のことを
オーバークオリティと呼ぶわけですね。


なので今日のお話は
仕事ができる人とグループを組むなよ!
仕事ができない人とグループを組め!という
そういうお話でした。笑


普段から一緒にいたり
同じ目標を目指したり
こういうことを一緒にやるメンバーや
サポートする周りの人は
やっぱり「価値観」が同じ人でないといけません。



ここ結構大事。



少なくとも
アマチュアミュージシャンに
何の根拠もない
「ハイクオリティ」を押し付けてくるような人とは
一緒に仕事しないほうがいいですね。



本日のお話はおしまいです



さてさて
それでは本日もですね
今みなさんができる1番最高のクオリティ


そして
ファンが満足するレベルのクオリティ。


つまり
「ベタークオリティ」を目指しながら
しっかり頑張りましょー!


いってらっしゃい!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?